ビア女の酒場放浪記(13) 奥多摩にニューオープンのBeer Cafe VERTERE(ビアカフェバテレ)
ビールが好きすぎて両足首を捻挫中の私です。
先日、地方で行われたビールイベントで庭石につまずいて右足をグキっといき、着地したところ左足もグッキリいきました。
それでもビールのグラスを手放さなかった自分を褒めてあげたいです。
しかし、歩くのが一苦労。
手すりの大切さを噛みしめているところです。
すっかりおとなしい怪我人になってしまった私ですが、捻挫以前はいろんなところで飲み歩きしていました。
本格的な紅葉の季節がやってくる前の季節に、奥多摩に行ってきました。
今年の7月にオープンしたばかりの「Beer Cafe VERTERE ビアカフェバテレ」でビールを飲むことが目的。
「ビアカフェバテレ」のある奥多摩駅は新宿から中央線と青梅線で2時間程。
青梅駅を過ぎると、山林がぐっと車窓に迫りダイナミックな景色になります。
木々の間から目の下に見える多摩川の渓谷は、ここが東京であることを忘れてしまいそう。
奥多摩には沢山の遊歩道と登山道があります。
マイナスイオンを浴びながらの山歩きの後には、奥多摩駅から徒歩10分のところにある日帰り温泉施設「もえぎの湯」でさっぱりと汗を洗い流せます。
となるとやはりビールが飲みたくなるというもの。
「ビアカフェバテレ」は奥多摩駅から細い路地を入って徒歩30秒ほど。
電車の時間ギリギリまで飲んでいられそう。
築70年の古民家を改装したビアカフェで、内装はほとんど店主の鈴木光さんと辻野木景さんの手作り。
タップ数は10。
クラフトビール初心者でも飲みやすいゴールデンエールから、玄人好みのIPAまで広く入れています。
まずはORAHO!のゴールデンエールから。
モルトのコクと爽やかな苦味が、体に染みわたります。
テラス席に座れば、裏を流れる多摩川のせせらぎや、鳥のさえずり、木々の騒めきが絶え間なく聞こえ、すっかり癒されてしまいました。
フードは、「チキンのスパイスソテー」や「自家製ハーブで漬けたピクルス」などのおつまみだけでなく、「ラップサンド」や「グリーンカレー」など登山後の空腹を満たしてくれそうなメニューも。
ビアカフェバテレは醸造免許を申請中。
年内に免許を取得し、年内に自家製ビールを提供できるようにしたいとのこと。
奥多摩の清涼な空気と水が造るビールはどんな味になるのだろう。
期待が膨らみます。
奥多摩の紅葉シーズンは11月中旬頃から。
秋の登山はお預けの私ですが、来年の春には行きたいな。
奥多摩登山+温泉+クラフトビール
きっとその頃には、自家製ビールが飲めるはずです。
蛇足ですが、
山に登らないなら、同じ青梅線の福生駅にある石川酒造の蔵元レストラン「福生のビール小屋」で多摩の恵みビール、澤ノ井駅の川沿いにある小澤酒造の「清流ガーデン澤ノ井園」で日本酒を飲むというのもお勧めですよ。
都内から日帰りできる青梅線旅―ルはいかがでしょうか?
Beer Cafe VERTERE(ビアカフェバテレ)
住所/ 東京都西多摩郡奥多摩町氷川212
営業時間/11:00~22:00
定休日/木曜日(季節やイベント開催により変更あり。要確認)
http://verterebrew.com/
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。