[ビアバー]2016.3.8

富士桜高原麦酒の直営店、3/9オープン。「富士桜 Roppongi Draft1」は必飲!

山梨県・富士河口湖町でビールを醸造する富士桜高原麦酒(富士観光開発株式会社)は、東京・六本木に初出展となる直営店「BeerBar 富士桜 Roppongi」を3/9(水)にオープンする。東京に居ながらにして「山梨の美味しさを味わえる」がコンセプトだ。和を意識した店構えのドアを開けると、目の前に広がるのは10メートルのカウンター。その奥に、樽生ビールを提供するタップ付きのタワーが6本並ぶ。醸造所から直送する富士桜高原麦酒に加え、山梨県産ワイン、日本酒、そして「富士桜ポークのコンフィ」「揚げ信玄鶏」「甲斐サーモンのカルパッチョ」など、山梨県産の食材を中心とした料理が楽しめる。

カウンター内でビールを注ぐ醸造長の宮下天通(みやしたひろみち)氏

カウンター内でビールを注ぐ醸造長の宮下天通(みやしたひろみち)氏

世界に認められている富士桜高原ビール

富士桜高原麦酒は、1998年より醸造を開始。ドイツの国歌認定校「デーメンス醸造専門学校」で学んだ技術を生かし、世界に通用する質の高いドイツビールを造り続けている。国内外のビアコンテストで金賞を受賞するなど、同社が造るビールは国際的な評価も高い。

直営店として徹底した品質と温度管理のもと、用意するタップ(樽生)は12本。通年提供するビールの種類は、定番の「ピルス」「ヴァイツェン」「ラオホ」「シュヴァルツヴァイツェン」のほか、東京初出店を記念して醸造した「富士桜 Roppongi Draft1」をはじめ、年間10種類ほどの限定醸造ビールを提供する予定だ。今後は国内他社のクラフトビールを扱うことも考えているという。

限定醸造ビール「富士桜 Roppongi Draft1」は必飲!

何と言っても注目したいのは、直営店オープンのために醸造した富士桜 Roppongi Draft1。定番のホワイトビール、ヴァイツェンをベースにアロマホップ「シトラ」(香りづけ)「マンダリアバーバリア」(苦味づけ)を加えることで、柑橘系の香りやグレープフルーツのような心地よい苦味が伴う逸品だ。

ホップの香り高い「富士桜 Roppongi Draft1」。生ハムの塩気とよく合い、旨味を引き立てる

ホップの香り高い限定醸造ビール「富士桜 Roppongi Draft1」。生ハムの塩気とよく合い、旨味を引き立てる


「ホップ効かせるなんて、うちらしくないでしょ?」と、醸造長の宮下天通(みやしたひろみち)氏は笑う。1998年から醸造長を務め、一貫して「ドイツスタイルのビールを造る」ことに邁進してきた氏だが、今回は「六本木にビアバーを構える」にあたって「“6”を効かせる」ことに注力した。まずアルコール度数は6.6%、苦味の単位を表す「IBU」が36(6×6)、色の明るさを表す「EBC」も6。ちなみに、店内のカウンター内にある樽生ビール用のタワーも6本という徹底ぶりだ。

カウンターに座ってビールを楽しむもよし、掘りごたつ式の個室で山梨の幸に舌鼓を打つもよし。いずれにしても、ここBeerBar 富士桜 Roppongiと、河口湖にある醸造所に併設されている「地ビールレストラン・シルバンズ」でしか味わえない限定醸造ビール、富士桜 Roppongi Draft1を味わいに、ぜひ足を運んでみてほしい。

BeerBar 富士桜 Roppongi
住所:東京都港区六本木4-8-7 嶋田ビルB1(六本木交差点より徒歩2分)
営業時間:平日 17:00〜23:00/金曜・祝前日 17:00〜29:00/土曜日 16:00〜29:00/日曜日 16:00〜23:00
席数:カウンター 18席/個室 5部屋 22席

富士桜高原麦酒

※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

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