[イベント]2011.8.15

広尾アクアヴィーノでビア・ペアリング会

 8/7(日)12:30から、広尾にあるイタリアンの名店「アクアヴィーノ」「バーレイ&ウィートワイン」とともに楽しむランチ会がおこなわれた。

 「バーレイ&ウィートワイン」は『食事とともに楽しむビール』というコンセプトでレシピを組み上げた作品であり、このような会こそ「バーレイ&ウィートワイン」の実力が発揮されるイベントと言える。

 当日のメニューとペアリングを紹介しよう。


●かじきまぐろのレア焼き サルモリッリオソース ズッキーニのマリネ添え
○バーレイ&ウィートワイン・ブラン(白)
サルモリッリオソースは塩とレモンとオレガノなどのソース。淡泊な白身魚の味わいとレモンの酸味がバーレイ&ウィートワイン・ブランの柑橘系フレーバーと苦味によく合う。


●海苔クリームソースのリングイネ 柚子コショウ風味
○ゲストビール:ヌォヴァ・マッティーナ(イタリアのセゾンビール)
海の香りが漂う海苔と柚子コショウのホットな味わいに、セゾンビールの爽やかでスパイシーな魅力がマッチする。


●カスベのムニエル ケイパと焦がしバターソース
○バーレイ&ウィートワイン・ブラン(白)
カスベ(エイ)の身とコリコリとした軟骨の歯応え、焦がしバターのこうばしさ、ケイパの酸味がバーレイ&ウィートワイン・ブランのホップ・フレーバーにシンクロする。


●自家製ロースハムのグリル ブルーベリーとポルト酒のソース
○バーレイ&ウィートワイン・ルージュ(赤)
料理とビールが持つさまざまなキャラクターが一体となるペアリング。豚ロースの味わいとハムの塩気がバーレイ&ウィートワイン・ルージュのナッツのようなモルト感に、ブルーベリーがプラムやドライフルーツのようなアロマに、ポルト酒が8.5%のアルコール感に融合する。白檀のようなミステリアスなフレーバーも加わり、さらに奥深い。


●チョコレートサラミとシナモンのジェラート
○バーレイ&ウィートワイン・ルージュ
チョコレートの甘味、ビスケットのこうばしさとクリスピーな食感、シナモンの風味がバーレイ&ウィートワイン・ルージュの甘味と酸味、スパイシーなフレーバーにピッタリと寄り添う。

 
 今回のペアリング・ランチ会はお店の2/3ほどのスペースを使っておこなわれ、残りの席には一般の御客様もいらした。
 偶然いらしたその方々も「バーレイ&ウィートワイン」に興味を持たれたようで、グラスでオーダーした方が多かった。
 評判は上々で、その場でボトルを購入してお持ち帰りになった方もいらしたほどだ。
 日頃、クラフトビールに馴染みが無い方々にも人気を得たことは非常に喜ばしいことである。

 バーレイ&ウィートワインは今後も「アクアヴィーノ」で飲むことが出来る。
 素晴らしいイタリアン・レストランのお料理とバーレイ&ウィートワインのペアリングが今後も楽しめるわけだ。
 

※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

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この記事を書いたひと

藤原 ヒロユキ

ビール評論家・イラストレーター

ビアジャーナリスト・ビール評論家・イラストレーター

1958年、大阪生まれ。大阪教育大学卒業後、中学教員を経てフリーのイラストレーターに。ビールを中心とした食文化に造詣が深く、一般社団法人日本ビアジャーナリスト協会代表として各種メディアで活躍中。ビールに関する各種資格を取得、国際ビアジャッジとしてワールドビアカップ、グレートアメリカンビアフェスティバル、チェコ・ターボルビアフェスなどの審査員も務める。ビアジャーナリストアカデミー学長。著書「知識ゼロからのビール入門」(幻冬舎刊)は台湾でも翻訳・出版されたベストセラー。近著「BEER HAND BOOK」(ステレオサウンド刊)、「ビールはゆっくり飲みなさい」(日経出版社)が大好評発売中。

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