東京都新宿区神楽坂。神楽坂駅からは坂を下り、飯田橋駅からは坂を上る、その一角にCRAFT BEER SERVER LAND（以下、SERVER LAND）はあります。日本各地のクラフトビールがグラス500円、パイント840円とリーズナブルに楽しめます。今回はこちらから逸品をご紹介していきたいと思います。

お店は地下1階にあります。地下ですが、白を基調とした壁で暗さを感じさせません。

外から見るとちょっと隠れ家的な印象も

店内も白い壁にウッドテーブルとチェアー、さらに淡い照明の光で、優しい印象を感じる空間です。

縦長の店舗。正面に見えるタップに気分が高まる！

テーブル席だけではなく、カウンター席もあるので、1人でも楽しめるお店です。先日もJBJAのイベントのときにお1人で楽しまれているお客さんが何人もいらっしゃいました。

おつまみから食事まで。お手頃価格で楽しめる！

フードメニューは手早く味わえるMixナッツ（350円）から本日のパスタ（1280円／half780円）といった食事メニューまで豊富に揃っています。ですから待ち合わせから飲み会まで様々なシチュエーションで使えるのがSERVER LANDのおススメポイントです。

フードはおつまみ系から食事系まで豊富。1人で楽しむもよし。大人数で楽しむのもよしなのが魅力的だ

「美味しい。まずい！」

SERVER LANDには何品か一押しフードがあります。その中から今回、オーナーである齋藤氏が逸品に選んだのは牛肉とニラの落とし焼き（1100円／half600円）です。落とし焼きとは熱したフライパンや鉄板に材料をスプーンなどで流し落として焼く調理法です。「この牛肉とニラの落とし焼きはシェフの家庭の味を再現したもので、牛肉とニラだけを使用して、ビールに合うように作られています。おススメの食べ方はポン酢とからしにつけて食べてください」と齋藤氏が教えてくださいました。

牛肉とニラの落とし焼きとササニシキIPA。相性バッチリの組み合わせ。ビールが進む進む

合わせてもらったビールは仙南クラフトビールのササニシキIPAです。今では宮城では希少となったササニシキを副原料に使用し、最初にシムコーとシトラホップによる柑橘のアロマと苦味、後味に米のほのかな甘味が感じられるビールです。

食べてみると、口の中に肉汁が溢れてきます。この脂の甘味、たまりません。噛むと肉の弾力とニラのシャキシャキ感が重なり合い、食べていて心地が良いです。さらにニラの風味が広がり、重くなり過ぎない味わいです。味のイメージを言うならば、ハンバーグの食感で餃子を食べている感じでしょうか。

中もニラたっぷり

ポン酢とからしにつけて食べてみると、柔らかな辛味と酸味が加わって、よりさっぱりとした味わいとなりました。齋藤氏がおススメする通り、ポン酢とからしにつけて食べた方がさらに逸品になります。

ビールとの相性も素晴らしかったです。肉の甘味、ニラ特有の風味がササニシキIPAと交わり合うときれいに調和しました。スッキリとするので、一口食べるとビールを飲み、また一口食べるとビールへと手を伸ばしておりました。気づくと、ビールがなくなっておりました。

まさしく「美味い。まずい！」でした。

これは先日、孤独のグルメ原作者である久住昌之氏のイベントに参加したときに久住氏がいっていた名言で、「美味すぎて、まずいぞ」という意味です。

本当に牛肉とニラの落とし焼きは止まらなくなる美味さでした。

実は逸品を決めるときに1人前を勧められて、食べきれるか不安があったのですが、まったく問題ありませんでした。むしろ、おかわりしたいくらいでした。

大満足な逸品に出会えました。飯田橋駅からも徒歩数分とアクセスも良いです。ぜひ、まだ食べたことがない人は食べてほしい逸品です。

お店もオーナーの齋藤氏をはじめ、スタッフの皆さんは物腰が柔らかく、居心地がとても良いです。ごちそうさまでした。

オーナーの齋藤氏（左）、ビアマネージャーの鈴木氏（右）

◆CRAFT BEER SERVER LAND

住所：〒162-0825 東京都新宿区神楽坂2-9 大川ビルB1F

電話：03-6228-1891

FAX：03-62281893

E-mail：masa_ygc@herb.ocn.ne.jp

Facebook：https://www.facebook.com/Craft-Beer-Server-Land-308015516008388/

営業時間：月曜日～金曜日17:00～23:00　土曜日・日曜日・祝日12:00~22:30