BJA卒業生インタビュー 2期生 宮原佐研子さん、5期生 くまざわななこさん
ビアジャーナリスト協会ではビールの素晴らしさを伝える“人財”を育成していくことを目的にビアジャーナリストアカデミー(以下、BJA)を開催しています。このたび、7/16(土)・17日(日)の日程で第8期を開講いたします。現在、受講者を絶賛募集中です。
そこで、今回はBJA卒業生の宮原さん、くまざわさんにBJAについて、そして、卒業後の活躍の場について話していただきました。
目次
さまざまなノウハウを獲得できる!
木暮:まずはBJAを受けようと思ったきかっけからお聴きしていこうと思います。
宮原:実は私はBJAがスタートする頃から情報をちょいちょい見ていました。ちょうどその頃、ライターとして活動をし始めていて、ライターとビールって私にとってちょうどいい組み合わせだと思ったからです。なので、2期生の募集受付1番で、出席番号1番です!
くまざわ:私も5期募集受付1番です!1番同士だ(笑)。私も「日本ビアジャーナリスト協会」の名前は知っていました。私はライターをしていましたが、グルメ系の記事の執筆経験がなかったので、そのノウハウを習得したいなと思いました。
授業の内容がより実践的なものへとバージョンアップ!
くまざわ:講座の内容ってどんなものを期待していました?
宮原:当時、私は他のライター講座も受けていたんですが、そこと比べると基礎的なことを広く学べるイメージでした。私のときは前半がビールについての知識の勉強があって、後半は書き方とか写真の撮り方などライター作業の基礎を学びました。
くまざわ:5期も同じです。
木暮:ちょうど、カリキュラムの話になったところで、8期はカリキュラムが変わります!内容としてはより実践的なものが多く含まれるようになりました。
くまざわ:企画発想法がカリキュラムの最初の方になったんですね!
宮原:これ、面白かったですよね〜!脳みそがフル廻転して沸騰するような授業で、終わった後も興奮がなかなか冷めなかったほど面白かったです。
くまざわ:あと、私が受けたころは感応文章方法の講義はなかったです。これはあると嬉しいですね。
宮原:今、実際にビールのライターとして、料理とのペアリング表現はとても大切になっていますからこのプログラムは凄くいいですね。私も、今でも表現につまって、同じようなことばっかり書きそうになってしまうこともあります。感じたことを言葉に表わすのは難しいです。やはり経験が必要だから、ここで色んなワードを覚えて、自分の感覚と言葉を合わせる勉強ができるのはとてもいいですね。
くまざわ:後半はアクセス数を伸ばすためのウェブ記事作成なんて講義もあるんですね。
宮原:今はネット上での表現が大半を占めているので、このカリキュラムは、より実践的でいいですね!
受講生の職業はバラバラ。そこから生まれる人脈が役に立っている!
くまざわ:同期の職業はバラバラでしたか?5期生はバラバラでした。
宮原:1期生の方はビール業界や実際にライター活動されている方も多かったと聞いていますが、2期生の人はビアパブの店長さんなど専門的な人もいたけれど、私のようなただのビールファンもいて(笑)色んなジャンルの人がいらっしゃいました。
くまざわ:横のつながりが広がるというのもメリットですよね。
宮原:そうですね。最後に卒論を出すじゃないですか(※BJAカリキュラム受講後に任意で1本作品を制作する課題があります)。そこではテーマが縛られていない分、色んな切り口で発表があって、「同じ勉強をしていてもこんなに結果が違うんだな」と、色んな可能性を感じました。
「ビール」を伝える人が求められている!
宮原:「ビアジャーナリスト」の認知はまだ低いけど、私は結構ニーズがあると思っています。
くまざわ:ビール以外のジャンルで活躍されているフリーライターにも、興味のある方はいらっしゃるんじゃないかな。
宮原:そうですね。受講後はビールの記事を書くお仕事も増えましたが、初めてお会いした方に「ビアジャーナリストです」って言うと、みなさんとても興味をもってくださいます。
くまざわ:そう!「そんな職業あるんですか!?」って言われますよね(笑)。
事務局:今後ビアメディアって増えそうですか?
宮原:もっともっと増える感じは受けます。ビール専門店以外でもクラフトビールを取り扱う機会が増えているので、一般の人たちが大手のビールメーカーさん以外のビールについて当たり前に会話にするのが目の前にきていると思っています。
くまざわ:ビアバーは最近すごく増えていますよね。お店が増えるにつれて、ビールを扱う記事も増えていってくれたらいいなと。本屋さんの棚に「ワイン」のタグはあっても、ビールって今のところ「その他のお酒」扱いなので。「ビール」のタグができるくらいニーズが増えたらいいなと思います。
卒業後の活躍の場も拡がっています!
木暮:卒業後、お2人は、他メディアでも活躍されています。受講を希望している人にはそういったところも気にしている人はいるかなと思うのですが。
宮原:『ビール王国』では、私は最初、自分から企画を出して採用していただき、そこから回を重ねるごとに書く機会が増えました。なので、大切なのは能動的に動くことだと思います。
木暮:くまざわさんはビールについては詳しくないという状態で、受講されたわけですが、どうでしたか?
くまざわ:私は独学で学ぶよりも、講師の先生や知識豊富な同期に教えてもらうことでやる気が湧いてくるので、受講後の方が知識の吸収が濃かったです。だから、ビールにあまり詳しくない人でも、仲間に胸を借りるつもりで来てほしいですね。「迷っているならぜひ入って!」という感じです。
宮原:私もそうですね。初めは周りの人が言っていることがちんぷんかんぷん(笑)でも、質問すれば丁寧に教えてくれるので、わからないことは先生にも周りにもどんどん質問できました。そんな積み重ねで学んだことを「いざ、どう活かしていこうか」と考えたときに、「自分がやれることはこれだ」というのが見つかった気がします。
木暮:今の時点で、ビールの知識に長けていない人でもウェルカムということですね。
くまざわ:同期にはビールイベントを主催している人もいます。自分で発信できる人が新たに来てくれたらいいですね。クラフトビール業界を元気にしたい人は多いと思うので、書くだけではなく、広い意味で“ビールを伝える”意思をもった人が来てくれたら。
宮原:同期も卒業後にさまざまな分野で活躍していますね。もともと業界で活動していた人はもちろん、卒業してから意を決して、酒屋を開業した人、料理の腕を生かしてビアパブのシェフになった人、ビールに関わる企画コーディネーションの道に進んだ人など、ほんとにさまざま(笑)
木暮:では、最後に受講を考えている読者に一言お願いします。
くまざわ:迷うくらいなら来てみて!
一同:(笑)
皆様のお申し込みお待ちしております!
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。