ビア女の酒場放浪記(26)BeerBar 富士桜 Roppongiでドイツにハマる
ドイツビールLiebeな私です。
新鮮なドイツビールを毎日飲みたいが故に、
ドイツ語も分からないのに鞄ひとつでミュンヘンに乗り込み、1年半住み込んでいだことがあるくらい好きです。
その一番の魅力は“ドリンカビリティ”
何杯飲んでも飲み飽きない、すーっと体に染み込んでいく感じ。
お母ちゃんの味噌汁のような存在です。
そんなドイツマニアな私をうならせた日本のビールが富士桜高原麦酒です。
醸造所は山梨県側の富士山ふもと。
国内外のビールコンペティションで数々の賞を取っている世界にも認められたビールなんですよ。
そんな富士桜高原麦酒の直営店が3月9日に東京の六本木にオープンしました。
明後日で4ヶ月です。(みなさん、もう行かれました?)
賑やかな六本木交差点から徒歩2分。
地下への階段を降りると、敷石の美しい小さな玄関。
その扉の先には上質な和の空間がありました。
パッと目に飛び込んでくるのは、10メートルの白木のカウンターと
樽生ビールを提供するタップ付きのタワー。
店の奥は畳のお座敷。
テーブルの下は掘り炬燵のようになっていて足が下せるので気が楽です。
富士桜高原麦酒といえば、ドイツスタイルのビール造りの名手ですから店内もドイツ風かと思いきや、料亭風の落ち着いた雰囲気。
ビールは河口湖にある醸造所から直送される新鮮な富士桜高原麦酒と、日本のクラフトビール、本場ドイツビールを加えた12種類が樽生で楽しめます。
山梨産のワインや日本酒も。
料理は「甲斐サーモンのカルパッチョ」「富士桜ポーク コンフィ」「鶏レバームース スモークナッツ」など山梨県産の食材を中心としたメニュー。
「ラオホビール 炊きこみご飯」
ゴハンとハマグリ、ベーコンをスモーキーなラオホビールで炊いています。
東京にいながらにして「山梨のおいしさを味わえる」がコンセプトなんですって。
ここで押さえておきたいビールは「富士桜 Roppongi Draft1」
東京初出店を記念して醸造されたビールで、ここと醸造所併設のレストラン「シルバンズ」でしか味わえない限定ビールです。
富士桜高原麦酒の人気銘柄ヴァイツェンをベースに、香りのホップ“シトラ”と苦みのホップ“マンダリナバーバリア”を加えたビールで、柑橘系の華やかな香りとフルーティ味わいがたまりません。
六本木で飲む、日本の極上ドイツビールにうっとり。
「う~~む、うまい。もう一杯お代わり!」
醸造長の宮下天通氏。ドイツのデーメンス醸造学校で腕を磨いた。
7月7日発売の雑誌『ビール王国vol.11』の人気連載「ブルワー魂」は、折しも富士桜高原麦酒。
富士桜高原麦酒は知れば知るほど、ハマってしまうビールです。
「とりあえずビール」に飽きてしまった方、富士桜高原麦酒が造るドイツビールにハマってみませんか?
そんなビールに会える六本木ってやはり素敵な街です。
BeerBar 富士桜 Roppongi
所在地: 東京都港区六本木 4 丁目 8-7 嶋田ビルB1F
営業時間: 平 日 17:00~23:30/金曜・祝前日 17:00~29:00/
土曜日 16:00~29:00/日曜日 16:00~23:30
席数: カウンター(18 席)、個室 5 部屋(22 席)
アクセス: 大江戸線・日比谷線六本木駅 6 番出口徒歩約 0 分
(六本木交差点より徒歩約 2 分)
http://www.beerbar-fujizakura.jp/
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。