【パンクIPA×肉サラダ!!】さっぱりスタミナをつける「宅ビアさん」の今宵飯(14)
■柑橘をまるかじりするような爽快な味わい
お家でビールを楽しむ「宅ビアさん」を応援すべく、ペアリングをご紹介する本連載。
本日は暑い夏にはぴったりな「Punk IPA」との組み合わせです。
スコットランド北東部、フレザーバラにて2007年に開業した「BrewDog Brewery」。そのフラッグシップともいえるIPAスタイル・ビア。同国産モルトとニュージーランド産ホップをふんだんに使用しています。
フレッシュなオレンジや完熟パインを連想させるような香り。そのトパーズ色の液体を口に運べば…うーん、ニガうまい!!生のグレープフルーツみたいなみずみずしい味わいとともにホップ・ビターが広がる広がる。合わせて麦芽の甘みも感じつつ、のどごしは爽快系なのでごくごく飲めてしまいます。
■IPAには「牛肉」を合わせましょう
本日の今宵飯は「牛ロースのタリアータ風」です。バルサミコ酢を使わないのでタリアータ「風」。代わりに自家製タマネギドレッシングで召し上がります。
以下、作り方です。
【材料(1人前)】
・牛肩ロース 150g
・お好みのサラダ 50g
・塩・ブラックペッパー 少々
・サラダ油 少々
・パルミジャーノ(またはコンテなど) 少々
・ピンクペッパー 適宜
<玉ねぎドレッシング>
・玉ねぎ(すり下ろし) 4g
・塩 0.5g
・ホワイトペッパー 少々
・粒マスタード 1g
・レモン汁 2g
・米酢 6g
・サラダ油 15g
※分量は目安です。お好みでご調整下さい。
【作り方】
1. サラダを用意する。ドレッシングは全て材料を合わせ、油をなじませる。オーブンを200℃に余熱しておく。
2. 牛肩ロースの両面に塩・黒こしょうを振り、片面に焼き色をつける。逆に返して、そのままオーブンで5~6分グリルする。その後、まな板の上などで肉を休ませ、一口大にスライスする。
※オーブンがない場合、アルミで包んで5~6分休ませると良い。
3. 皿にサラダを盛り付け、その上にカットした肉を並べる。ドレッシングをかけ、チーズとピンクペッパーで彩り召し上がる。
ちなみに、ドレッシングは多めに作って1~2週間冷蔵保存可能です♪
■ジューシーと華やかさのコラボを楽しむ
さぁ、できたてを頂きます。
しっかりとした牛肉の旨味を、シャキシャキお野菜、オニオンとコショウが爽快にまとめてくれ
ています。そこにビールを一口…。ビーフの力強い味にも負けないパンクの苦味。肩ロースの肉々しい食感を感じるのに、新鮮な野菜と相まってさっぱりと。脂も気になりません。爽やかな玉ねぎの風味とホップ・フレーバーが混じり合い、飲み込んだ後までもフレッシュ感を引き立てます。
ちょっとスタミナをつけたいときにオススメな食べ合わせです。
《Beer Profile》
商品名:Punk IPA
生産国:スコットランド
醸造元:BrewDog Brewery
アルコール度数:5.6%
原材料:麦芽・ホップ・酵母
《Back Number》
宅ビアさんの今宵飯(13)~ブルーチーズに合うビアソースはどちらか?~独歩ピーチ ピルス VS Timmermans Peche
https://www.jbja.jp/archives/13092
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