家飲み充実作戦 其のニ
こんにちは、石黒です。
ベルギービールウィークエンド、
初日、藤原さんとレセプションから参加して
けっこう飲んでしまいました。。。
昼間だよおいおいっていう飲酒量で
終ったあと仕事は雑用しかできないないというありさま、とほほ。
さて今回も、前回に続いて「家飲み充実作戦」を。
同じビールをどうやって美味しく飲むか考え、実践し続けた30年の
証がここにある(笑)。
上京したころは、マジで走ってから飲んでました。
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■一に麦芽、ニにホップ、三に音楽
これを語らずして、家飲みの真髄は伝えられない。たった今、家でテレビを見ながらビールを飲んでいるアナタ、もったいない! いますぐ消して、音楽をかけること! というほどリラックスしてお酒を飲む時間と音楽は切り離せないと思う。音楽がない映画みたいなもんよ。好きなものならジャンルは無問題。僕は、ビールだとSKAやレゲエが多いけど、これも時間や状況、気分でいろいろ。「DVD観ながらもいいじゃない?」という声も聞こえてきそうだけど、ここは僕としては譲れないとこで、賛否両論あると思うが、ビールタイムはぜひ映像ではなく音とともに過ごしてほしい。五感のうち、視覚からの大きな情報をなくし、聴覚を研ぎ澄ませたほうが、味覚や嗅覚が鋭敏になり美味しさがわかるはず、なんちゃって。
■おいしさを何倍にも膨らませる最高の調味料、汗。
つってもビールに汗入れちゃだめよ、しょっぱくなるから。その前にきたねーっての。僕は30年間草野球やり続けてるんだけど、これもビールをおいしく飲むためにやっているという側面も、というかそっちがメイン? 運動後のビールがうまいことは、人類が発見した、ピタゴラスの法則並みに正しい絶対的定理。ちゃんとしたスポーツでなくても、なにかしら運動すれば水分が枯渇して、こんな本読んでるアナタの場合、カラダが求めるのはビール。というわけで、飲み始める前、ちょっと時間が空いていたなら、30分走ってくるとかいいね。極端な話、テーブルの横で腹筋20回とか腕立て20回でも違うはず。僕は、平日週2回夜9時〜10時、ジムでトレーニング(メタボ対策じゃなくて野球のためね)してるんだけど、インストラクターと雑談していたら、彼が「うちのジムに通っている人の87%はビールファンですよ」と言って…はいませんでいたけども。
■なにもしない時間、それは最高の贅沢
高級車の宣伝コピー的入りだけどビールです。僕にとって極上のシチュエーションは、こんな。休日の朝早めに草野球をやり、帰宅後せんたくとシャワー。軽くヤキソバなんかかきこんでから2時間ほど仮眠。で、もうやることがすっかりない状態で迎える夕方。愛犬・豆柴のセンパイを抱いて、畳2枚分しかない極上ならぬ極小のベランダに出る。で、7Fから夕陽に染まる世田谷を見渡し、缶ビールをプシューッと空けてぐびぐび飲って「かーっ!」と叫ぶそのひとときである。今日はあと、やらねばならないマストな案件がないってのは、ビールの味を引き立てるねえ。
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