年末年始休暇終了のお知らせ「エンドレスバケーション」―ビアレポート(125)
年々、時が経つのが速くなっていると感じている私です。
ちょっと前に成人したと思っていたのですが、すでに成人式からダブルスコア状態になっているようで、何かの間違いではないかと思うのですがどうなんでしょうか。
そんな状況ですから、年末年始休暇なんて一瞬でした。ビールをグラスに注いでいたらいつの間にか終わっていた感じです。
さて、そんな皆さまに、いや自分にぴったりなビールが、スウェーデンのキャップブルワリー「エンドレスバケーション」。
いつもビールをジャケ買いするのですが、これはジャケ買い+名前買いでした。エンドレスバケーションってみんなの夢じゃないですか。
ラベルを見ると、ホップに囲まれてたき火をしているひとりの男性。たき火ではホップを焼いているようです(ちょっと意味不明ですが……)。バケーション中のようではありますが、夕日がなんとなく物悲しい感じでもあります。
このエンドレスバケーションを醸造しているキャップブルワリーは、2012年12月12日にスウェーデンのストックホルム近郊で創業した醸造所。エンドレスバケーションをはじめ、5種類のビールを醸造しています。
エンドレスバケーションは、シトラスに加えてブドウやプラムのようなアロマも。モルトの甘味も感じられますが、やや強めのホップの苦味とのバランスが取れていて、いくらでも飲めてしまいます。いくらでもバケーションが続いていくかのような……
ところで、バケーションがエンドレスだったらそれはもうバケーションではないのではないか、と思ってしまったのですが、いかがでしょうか。このラベルに描かれている人の表情を見ると……そんな感じもします。
さ、仕事がんばりましょう。
【BEER DATA】
エンドレスバケーション
生産地:スウェーデン
醸造所:キャップブルワリー
スタイル:アメリカンペールエール
アルコール度数:5.3%
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。