テイスティングレポ:ドイツの本格ラガービール「Darguner Gold Lager(ダルグナーゴールドラガー)」
去る4月23日は「ビール純粋令」の日でしたね。
ビール好きの皆さんは何かされましたか?
「ビール純粋令」とは1516年4月23日にドイツのバイエルン公国で発布された法律で、「ビールの原料を麦芽、ホップ、水に限定する」と定めたものなんです。
ドイツビールを溺愛する私としては、麦芽100%のビールを1リットルのマスジョッキになみなみとビールを注いでお祝いしたかったのですが、大切な仕事が入っていたため、ぐっと耐えました。
で、その仕事が無事に終わりました。
となれば飲むしかないですよね。
とっておきの1本を冷蔵庫から取り出しました。
「Darguner Gold Lager ダルグナーゴールドラガー」
横浜にある富士貿易株式会社が3月から輸入を開始したばかりドイツのプレミアムビールです。
日本ではあまり知られていませんがダルグナー醸造所は、北ドイツのダルグンという街にあり、
ドイツとデンマークで屈指の規模にあるハーボー醸造所とタッグを組んでドイツ国内のみならず海外にも輸出されています。
もちろん、ビール純粋令に基づき副原料を一切使用せず、丁寧に造られたビールです。
ちゃんとラベルには「Gebraut nach dem Deutschen Reinheitsgebot」(ビール純粋令に基づき造られています)の文字が。
グラスに注いだ途端、豊かな麦のニュアンスと、それに寄り添うようなホップの若々しい香りが開きます。
麦のうまさがギュギュっと濃縮されたような力強い味わい。
後から追いかけてくるホップのノーブルな香りと苦味の余韻が長く、もう一口一口と飲み進めてしまいます。
ドイツらしく、しっかり味が濃いのに飽きが来ません。
芝生の上に足を投げ出して飲んだらさぞかし、おいしいだろうな。
これからのレジャーシーズン、お供に連れて行くにもピッタリなビールです。
Darguner Gold Lager (ダルグナーゴールドラガー)
生産国:ドイツ
醸造所:Darguner Brauerei
原材料:麦芽、ホップ、水
アルコール度数:5.5%
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。