ブルワリーのラインナップは必見!! 横浜金沢クラフトビール&グルメフェスタ2017 開催!
10月7日(土)~9日(月・祝)の3日間、横浜・八景島シーパラダイスのアクアミュージアム前広場で開催される「横浜金沢クラフトビール&グルメフェスタ2017」。入場は無料です。まずブルワリーさんのラインナップをご紹介いたしましょう。
現地に行かないと飲めないビールばかり!
正直に申し上げて、聞き慣れないお名前ばかりが並びます・・・。皆さん、普段はそれぞれの地元でのみ活動されている、知る人ぞ知るブルワリーさんなんですね。
しかし、なぜこのイベントに集結されることになったのでしょうか。横濱金沢ブリュワリーの醸造責任者であり、本イベントの実行委員のお一人でもある藤井秀人さんにお話を伺うことができました。
このラインナップになった理由とは?
「一般的なクラフトビールファンから見たらかなり不思議かと思いますね。(笑) 私が師匠と慕っている永原さんが経営する吉備土手下麦酒醸造所さん、そして永原さんの弟子のブルワリーさんが中心です。皆で全国小規模醸造協議会を組織しておりまして、毎年オフシーズンには、いくつかのテーマを決め、オフフレーバーやモルト、ホップについてなど勉強会を開催しているんですよ。また皆でビール原料の共同輸入などもしております。他、地方のビアフェスで知り合ったブルワリーさんにもお声掛けさせて頂きました。」
このイベントの開催の意義とは?
藤井さんには、このイベントを開催することになった経緯についてもお話しして頂けました。
「今回参加のブルワリーは、皆立地の良い場所や恵まれた醸造設備で仕事をしている訳ではありません。自分の地元、ある意味、商圏の狭い場所で地域の方に貢献すると言う地味なスタンスでビールを醸造しております。吉備土手下麦酒醸造酒の永原さんは、地元岡山において、老舗酒蔵メーカーの衰退・廃業していく姿を憂い、数年前より春のハワ恋ビールフェスタ、秋の酒まつりの実行委員会を立ち上げ、中心となって観光・宿泊・地元飲食などの消費に毎年多大な貢献をされておられます。永原さんのビジネスに対する考え方は、”大手企業でも、小さな店でも、単独で自分の利益や売名に終始すればやがて衰退して行き詰まる。苦しくとも、仲間で創造した市場はすぐに結果は出ないが、やがて大きな市場となり、色々な協力者や仲間の笑顔が増え必ず発展して行く。” というもの。その考え方、哲学に感銘を受けた仲間が、2016年に沖縄コザ、徳島ビアフェスをそれぞれの地元で開催いたしました。今回の ”横浜金沢クラフトビール&グルメフェスタ ” も永原さんの哲学に基づき開催を決めたのです。たまたま八景島シーパラダイスと言う知名度が高い場所で話が進みましたが、あくまでも自分たちの地元に貢献し、盛り上げよう!と言う趣旨に変わりはありません。」
ありがとうございました。熱い思いを語って頂き、私が余計な言葉をつけ加えるのは無粋ですね。皆さんの今後の活躍に期待すると共に、応援していきたいと思います。
全国各地に足を運べないと飲めないビールが一箇所で楽しめる、とても素晴らしいイベント。用意されたビールは約50種類です!
そして、ブルワリーさん同士の固い絆を噛み締めながら飲めば、よりいっそうビールを美味しく感じられるのではないでしょうか!
ビールに合うフードももちろん充実 |
7日(土)、8日(日)の夜には花火が上がります! |
こちらではビール中心の告知ですが、他にも内容盛り沢山のこのイベント、朝から夜まで楽しめますよ。
詳しい内容は是非ホームページでチェックして下さい!
横浜金沢クラフトビール&グルメフェスタ2017(区制70周年記念プレ事業)
◆開催日時
2017年10月7日(土)11:00~21:00
2017年10月8日(日)11:00~21:00
2017年10月9日(月・祝)11:00~17:00
※雨天決行(荒天の場合は中止)◆会場
横浜・八景島シーパラダイス アクアミュージアム前広場◆入場料無料 ドリンクチケット制 フード現金制
(お得な前売りチケット発売中)◆イベント内容
クラフトビールの販売 / 食事の販売 / 特産品販売 など
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。