良いビールは良い環境から
アメリカンビールは何でも有りだ。
なんで何でも有りなのか?
まあ、考えても答えが出るような事でもないんだが。
実際何でも有りなビールの世界になったのもココ最近。
一部のブルワー、ホームブルワーの間ではやってたかも知れないが
コーマーシャルベースで流通するように『何でも有り』になったのは
やっぱりココ最近。
インターネットが最大の原因なのは誰もが認めてる事実。
いままで小さい田舎町で生産、消費されてきた『もの凄い旨いビール』
が、ネットで『俺の町にこんなのあるんだぜ!』発言を書き込めば
次の日にはそこに飲みに行くビールファンが出現する。
そこからはもう止めようがない。
噂が噂を呼び、ハイプ(誇張)が生まれ、書き方によっては
『このビールはこの世の天国!』とまで書くと、もう一人歩き。
まあ、不味いと余計ひどい書かれ方もあるのがネット社会。
怖い世の中である。でも色んなスタイルが生まれるのを助けてきたのも事実。
俺が思うに、アメリカのブルワーの環境じゃないの?
良いビール作ってるヤツらってなんか良い環境にいるんだよね。
醸造所まで自転車で通勤して、毎日青空で、ヤシの木眺めて・・
まあ、決してみんながみんなこんな良い環境じゃないけど。
寒い、暗い、砂だらけ、な所でビール作ってる人もいるしね。
能天気な環境の方が自由なスタイルが生まれると思うんだよね。
No Limit, No Rule
でいいんじゃない、ビールは。
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