ビールが好きでＳＮＳをやっている方なら、ビール投稿は必然ですよね。
　どうせなら見栄えするビール写真を載せたいですよね。グラスにも懲りたいですよね。できればビールとお揃いのロゴが入ったグラスが良いですよね。
　そんなこんなで、食器棚にはビールグラスだらけ。なのにグラスがおまけについているビールを見かければカゴに入れてしまうし、ネットで気になるグラスを見かければポチってしまう。ですが、一つ一つに愛着はあります。
　共感して下さる方はたくさんいらっしゃるでしょう、呆れる方も同じくらいいらっしゃるでしょう。その素直な気持ちのままに、共感しながら、呆れながら、我が愛しきビールグラスたちのご紹介を、軽く読み流して頂ければ幸いです。

＃１　ギロチン専用グラス

　海外ビールにお詳しい方なら、ベルギーがビール大国であり、ビールブランド毎に専用グラスが用意されていることはご存知でしょう。
　私が一番最初に美味しいと思い、そして名前を覚えたベルギービールはギロチン。このハイアルコールビールは、飲み易いのですが、だからと言ってついつい飲み過ぎると危ないですよって、皮肉屋の自分にとってはこのネーミングにもニヤッとしてしまったんですよね。
　このビールとの最初の出会いは、あるイベントにて、樽からのプラカップでの提供でした。２度目は海外ビール専門店にて、瓶と専用グラスで頂きました。その後、比較的容易に瓶が手に入り家呑みできることを知り、それなら専用グラスも、と通信販売で購入しました。
　それまで、わざわざ専用グラスを買ったことがなく、送料もそれなりにしますから、どうしようかなと２週間くらいは迷ったかな・・・。しかし、一度、タガが外れると・・・。

＃２　ヱビスの BEAMS コラボレーショングラス

　大手ビール会社さんの定番商品のロゴが入ったグラスは殆ど持っているんですが、ヱビスだけ無かったんですよね。なので手に入れようと、ネットオークションで幾つか探して気に入ったのが、衣料品や雑貨を手掛けるブランド BEAMS とのコラボレーショングラス。
　いやぁ～正直言ってこのブランドの品は一つも持っていなくって、単にお洒落に見えたので落札しちゃいました。ミーハーって死語でしょうか。

＃３　ハイネケンのグラス

　Facebookには「過去のこの日」という機能があり、Ｘ年前の今日に行った投稿が表示されるんですよね。
　数年前、ある飲み会の会場が、様々な海外ビールを取り扱っているお店だったんですが、飲み慣れたハイネケンばかりを注文したのです。当時の私は、海外ビール、クラフトビールが一部で流行っているらしいってことを知りながら、敢えて避けていました。天邪鬼なので。
　今春、その日の投稿を「過去のこの日」で目にし、「今となってはハイネケンを選択し続けるなんて考えられない」と、過去の自分を否定する投稿をしました。
　すると、その日以来、なぜか立ち寄るスーパーマーケット、酒屋にて、グッズ付きのハイネケンばかり見かけるようになったのです。栓抜き、クーラーボックス、そしてグラス。
　「ハイネケン神を怒らせてしまったか・・・」　怒りを静めるため、全てのグッズ付きを買いました。150年以上も続くブランド、やっぱり美味しいですよ。

おまけ　モルツのジョッキ

　都内某所の中華料理屋さん。飲み放題にするとモルツの瓶が出てくるんです。しかし、この店のグラスがとても小さくって何度も手酌をしなければなりません。それを学習し、３回目の訪問だったこの日、お店の許可をもらってマイジョッキを持ち込みました。ちゃんとモルツのジョッキってところが粋でしょ、って自画自賛しようとしたが、改めて写真を見ると、リニューアルする前のロゴでした・・・。残念。