結果発表! 世界に伝えたい日本のブルワリー 選出はこちら
総投票数3,471票。過去最高の投票をいただいた「世界に伝えたい日本のブルワリー(以下、セカツタ)」。2月1日から2週間の投票期間が終了しました。今年は世代ごとの思いを「きき(聞き・訊き)」、伝えることをテーマとしています。1994年の小規模醸造解禁から20数年を3つのカテゴリーに分け、一般投票ではビールファンが「世界に伝えたいブルワリー」を投票により計8つのブルワリーを選出いたしました。
まずはカテゴリー1(1994年~2000年に醸造を開始したブルワリー)から。選出数は3つです。
●いわて蔵ビール(岩手県/1996年)
●伊勢角屋麦酒(三重県/1997年)
●箕面ビール(大阪府/1997年)
(順不同)
名だたるブルワリーが多くエントリーしたカテゴリー1。日本のクラフトビールを支えてきたなかから選ばれたのは上記のブルワリー様でした。
続いて、カテゴリー2(2001年~2012年に醸造を開始したブルワリー)。選出数は2つです。
●ベアレン醸造所(岩手県/2003年)
●志賀高原ビール(長野県/2004年)
(順不同)
このカテゴリーに入っているブルワリーは、第1次地ビールブーム後と言われた時期に醸造を始めたところです。当イベントを催すにあたり醸造開始年を調べていくと、その数は他のカテゴリーよりも圧倒的に少なかったです(カテゴリー1は148。カテゴリー2は32。カテゴリー3は108。当協会調べ)。選出された2つのブルワリーはそんな時期をどのようにして乗り越えてきたのか。イベントで聞いてみたいと思います。
最後はカテゴリー3(2012年~2017年に醸造を開始したブルワリー)。選出数は3つです。
●うしとらブルワリー(栃木県/2014年)
●横浜ベイブルーイング(神奈川県/2012年)
●Far Yeast Brewing(山梨県/2017年)
(順不同)
近年、立ち上げたブルワリーのカテゴリー。ファイナリストに選ばれたのは上記、3ブルワリーでした。実はこのカテゴリー、投票終了3日前より1位から5位までの順位が目まぐるしく動く展開で、結果としても僅差となりました。
以上、8つが「セカツタ」イベントに選出となりました。
※イベントへの参加は可否を確認の後に決定となります。
日程、会場は近日中にお伝えできる予定です。「セカツタ」はブルワリーを参加者の力で推し上げることができるイベントです。今年は参加者の方へ一方的に伝える内容ではなく、みなさんの声をより一層、届けられる形にできるよう取り組んでいます。ぜひ「セカツタ」へのご参加、お待ちしております。
最後に応援いただいたビールファンのみなさま、趣旨に賛同し、エントリーを快諾してくださったブルワリー様に感謝申しあげます。
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。