宮崎にブルーパブ誕生なるか!?「Beer Market BASE」がクラウドファンディング開始
宮崎市にあるビアバー「Beer Market BASE」(ビアマーケットベース)が、ブルーパブの開設に向けてクラウドファンディングを開始した。
脱!“とりあえずビール”と呼ばれる日本のビール
「Beer Market BASE」は宮崎県随一の繁華街、西橘通りの近くにあるビアパブ。
国内外の8種類以上のドラフトビールと50種類以上のボトルビールが楽しめる。
なかでも、宮崎県を代表するクラフトビール「宮崎ひでじビール」のビールは、常に1,2種類が新鮮な状態で飲むことができる。
ビールに合うフードも充実しているとあって、地元の人にも大変人気だ。
そのビアバーが、自分たちの醸造所兼パブ「B・M・B Brewery」を開設すべくクラウドファンディングを開始した。
醸造所は宮崎神宮に近い一軒家で、すでに自分たちでリフォームに取り掛かっている。
「宮崎県にはレモンや日向夏などのおいしい素材がたくさんあります。“とりあえずビール”ではなく、宮崎ならではのローカルでプレミアムなビール、オンリーワンのビールを造りたいと思って醸造所を立ち上げることにしました!」
と同店代表の松田温郎さんは目を輝かす。
醸造を担当するのは里真彰さんだ。
現在は同店の店長を務めている。
22歳でクラフトビールに出会い、飲み歩くうちに自分の手でビールを造りたいという気持ちが高まり、これまで国内の醸造所で修業を積んできた。
今後は、「宮崎ひでじビール」でさらに研修を受けることになっている。
良きライバルを作ることが、クラフトビール文化を盛り上げる
宮崎県内に新しい醸造所がオープンすることについて、「宮崎ひでじビール」代表・永野時彦さんはこう話す。
「宮崎県にクラフトビール文化を根付かせるためには、お客さんを広げること、ブルワーの技術を高めること、そして宮崎県にライバル醸造所を作ることが必要だと思います。一緒に宮崎県のビールを盛り上げていきたい」
地方はまだクラフトビールの知名度が低く、文化として根付かせるのは容易ではない。
しかし、気軽に人が集まる空間づくりや、地元の特産品を全国に広める手段として、クラフトビールが一役買っているのは事実である。
ビールのチカラが地方を元気にすることはできるのか?
「Beer Market BASE」のチャレンジを応援したい。
▼プロジェクトスケジュール
2018年
5月中旬-酒類醸造免許申請、建屋改修工事開始
5月下旬-クラウドファンディングプロジェクト開始
7月上旬-建屋改修工事終了
7月中旬-クラウドファンディングプロジェクト終了
8月上旬-設備設置
9月下旬-酒類醸造免許取得予定
10月上旬-実験醸造開始(宮崎県食品開発センターと連携)
2019年
1月上旬-初出荷
1月下旬-お披露目パーティー開催!
▼支援コース
支援コースは5,000円から、最大500,000円。
なかなか来店できない遠方のひと向けのコースもある。
▼詳細はこちらから。
https://faavo.jp/miyazaki/project/2828
Beer Market BASE(ビアマーケットベース)
住所:宮崎県宮崎市上野町8-25 1F
定休日:なし
営業時間:17:00~27:00
https://www.facebook.com/BeerMarketBase
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。