フレッシュホップビールの季節到来です。「京の初摘みホップ」新発売!
スプリングバレーブルワリー京都(以下、SVB京都)では、与謝野町の初摘みフレッシュホップを100%使用した「京の初摘みホップ」が限定で販売中です。
この「京の初摘みホップ」の一番の特徴は、2018年の与謝野町産のホップを収穫から仕込みまで1日で行った、フレッシュホップビールであるということ。
朝6:00にSVB京都を出発し、車で2時間。与謝野町のホップ畑に到着。収穫、袋詰めを行なった後、12:15分にはSVB京都に戻ってきました。12:30には朝から並行して進めていた麦汁に、収穫してきたばかりのホップを粉砕し、投入(ケトルホップ)。15:40に2回目のホップ(レイトホッピング)。18:20に最後のホップ(ディップホップ)を行い仕込みは完了しました。
地元の原料を使っているからこそできる、本当にフレッシュなホップを使って、フレッシュなまま仕込んだ贅沢なビールです。収穫と仕込みが7月2日。販売開始が7月30日。おそらく北半球最速!?のフレッシュホップビールです(SVB京都調べ)。
【京の初摘みホップ】ビールの概要
★原材料 大麦麦芽、小麦麦芽、ホップ(与謝野町産ホップ100%)、米麹
★使用ホップ Cascade,Chinook,Columbus,Centennial
★スタイル IPA
★アルコール分 6%
★ブリュワー 北林 剛
★価格 レギュラーサイズ(360ml)で1,180円(税込)
※今年7月の豪雨の影響で被害を受けた京都府与謝野町を「飲んで応援する」べく、1杯あたり50円は災害義援金として、直接与謝野町へ寄付する予定です。
与謝野町では今年700〜800Kg(昨年は480Kg)のホップの収穫を見込んでいます。これまで国産のホップは東北地方が主な産地でしたが、クラフトビールの広がりを背景に、全国でホップ栽培の新たな取り組みも始まっています。大分県の竹田市では2017年から、和歌山県の高野町では2018年からホップの試験栽培が開始しています。
今回のビールの仕込みを行なった北林ブルワー。彼が書いたレシピがビールになり、販売されるのは、この「京の初摘みホップ」が初めて。朝早くから畑でホップを摘み、夕方までかかって仕込みを行いました。当たり前のこのなのでしょうが、ひとつひとつ丁寧に落ち着いて、作業を進めていく姿が印象的でした。ホップもフレッシュなら、ブルワーさんもフレッシュなビールです。ぜひ飲みに来てください。
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