クラフトビールの力で子供を笑顔に!西日本豪雨災害 子供支援プロジェクト
6月28日から7月8日ごろにかけて降り続いた豪雨は、西日本を中心に甚大な被害をもたらしました。
被害に遭われた皆様には心よりお見舞い申し上げます。
被害のない地域にお住いであっても、毎日のようにテレビで放送される被災地の様子に、やるかたのない心の痛みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
東京・高円寺にあるクラフトビール専門店「ビアカフェ萬感」では、有志団体「アンサングヒーローズ(=縁の下の力持ち)」を立ち上げ、西日本豪雨災害支援のためのクラウドファンディングを始めました。
支援金は、岡山県真備町の子供たちをサポートするための活動資金として活用され、返礼品として広島県の呉ビール、岡山県の地ビール独歩が支援者に送られます。
現地の産業を応援したいという思いからこれらの品が選ばれました。
詳細はこちらから
https://camp-fire.jp/projects/view/88884
なぜ支援の対象が子どもたちなのでしょうか?
アンサングヒーローズのリーダーで、ビアカフェ萬感オーナーの高橋雄一さんにお話を伺いました。
「実は私、元教師であり、子供たちへの思いは人一倍です。災害が起こると生活の再建が優先され、どうしても子供たちへの支援が後回しになります。しかし、子供たちは自らの環境を作り、改善する力が大人に比べ弱いのです。本来、一般的な教育を受けられたはずの子供たちが教育弱者や精神不安定に陥ることがよくあります。いずれ地域の担い手となる子供たちに、少しでもいい環境を提供したいと考えています」
今回のプロジェクトで協力して支援を行うのは、震災直後から真備町の子供たちの支援を行っている「認定特定非営利活動法人カタリバ」。
カタリバの現地スタッフからは、泥まみれの家財が山のように高く積み上げられ、砂ぼこりと鼻につく臭いが充満していると報告されています。
避難所にいる子どもたちは、昼間は泥だらけになった自宅の片づけを手伝い、そうでなければ避難所の床でスマートフォンやゲーム機の画面をボーっと眺めているだけ。
学習の遅れに対する不安、蓄積されるストレス、インターネット依存が懸念されます。
これらの課題を解決するために、クラウドファンディングが始まりました。
得られた資金は、NPOカタリバを始め、各教育機関や現地のNPOなどと連携・協働しながら、①「子どもたちを支援する関係チーム」への参画、②「緊急ユースサポートコーディネーター」の配置、を行っていく予定です。
また、「ビアカフェ萬感」では、8月12日(日)15:00より、「びあチャリティー!!vol.5」が開催されます。
トークライブ「被災地の現状と課題、今後の取り組みについて」の他にも、弾き語りライブ、チャリティー縁日、ビアオークションなどの催し物も予定されています。
また、ビールの値段のうち、小グラス50円、大グラス100円が寄付されます。
https://www.facebook.com/events/652600911769397/
クラフトビールの力で子供を笑顔にしませんか?
西日本豪雨災害 子供支援プロジェクトの詳細はこちらをご覧ください。
ビアカフェ萬感
住所:〒166-0003 杉並区高円寺南3-47-8
電話番号:03-3314-5008
営業時間:
月・水・木・金 18:00~25:00
土・日・祝 15:00~25:00
定休日: 火曜日
公式サイト:http://www.ban-kan.com/
☆写真は許可を得て、「認定特定非営利活動法人カタリバ」様、高橋雄一様より頂戴しました
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。