[イベント]2018.9.3

「全国地ビールフェスティバル in 一関」参加レポート 〜地元に根ざしたビールイベント〜

岩手県一関市で毎年開催されているビールイベント「全国地ビールフェスティバル in 一関」に行ってきました。今年でなんと21回目となるこのイベントは、国内外から85社のビールが楽しめるだけでなく、地元のフードや出し物なども楽しめる、地域に根ざした地元から愛されるイベントでした。その様子をお伝えします。

いざ、一関へ

一関市は、東北の岩手県にあります。上野から東北新幹線に乗って約2時間の旅路です。

着きました、一ノ関。

一ノ関駅に降り立つと、一関出身で江戸時代の蘭学者である大槻玄沢像の後ろに、イベントの大きなたれ幕がかかっていました。

そして駅からの道すがら、ところどころにこの看板があるのは、分かりやすくて嬉しいですね。

この看板に導かれていくと、、、

着きました。会場である一関文化センター前広場です。

まずは、入り口のチケット販売所でチケットを買います。

2千円でひと綴りになっています。2枚、つまり400円分でビールが買えます。バラ売りもあります。

会場には大きなテントの下にテーブル席が並んでいます。

図書館下の駐車場にもズラっとテーブル席がならんでいます。

ビールもフードも充実のラインナップ

さて、さっそくいくつかビールを頂きました。

岩手県のブルワリー、いわて蔵ビールの山椒エール。いわて蔵ビールの定番ビールで、山椒の香りが上品に香ります。

大阪府のブルワリー、箕面ビールの桃ヴァイツェン。まさに桃、といった甘い桃の香りとヴァイツェン特有のスパイシーな香りが調和しています。

山形県のブルワリー、地ビール月山のピルスナー。ドイツ製法にこだわったビールは、ジャーマン・ピルスナーっぽく、キリッとしたホップの苦味。

時間限定ビールのコーナーもあります。

会場をぐるっと巡って感じたのは、フードの出店が多いなということです。地元の飲食店や団体が、様々なフードを出しているところに、地元のお祭りのようなあたたかい雰囲気を感じます。

この日はビール日和で、真夏の暑さ。かき氷で身体を冷やしました。

印象的だったのは、ゴミの分別がしっかりしていることです。各ゴミステーションにはボランティアの方が立っていて、細かく分かれた分別をサポートしてくれました。

会場では、1時間に一回、ステージから乾杯の発声があります。こういうタイミングで、たまたまそのときに周りで飲んでいる人たちと乾杯し、交流するのも一つの楽しみ方です。

私は今回初の参加でした。期待以上に規模が大きかったのと、地元のお祭りのような雰囲気がとても居心地が良かったです。来年もまた是非参加したいと思うイベントでした。

(参考記事)
木暮ビアジャーナリストも当日の様子をレポートしていますので、こらの記事も合わせてご覧ください。
日本有数の人気を誇るビールフェスティバルへ 【全国地ビールフェスティバルin一関体験レポート】 | 日本ビアジャーナリスト協会

全国地ビールフェスティバル in 一関

日時
2018年8月24日(金)〜26日(日)
(今年の開催は終了しました)
場所
一関文化センター前広場
Facebook
https://m.facebook.com/ichinosekibeer

イベントクラフトビール一関

※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

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この記事を書いたひと

小林 大祐

ビアジャーナリスト

広く奥深いビールの世界に魅了され、夜な夜なビールを飲み歩いています。
味や香りの幅広さや種類の豊富さに加えて、人との繋がりができることもビールの魅力の一つです。
ビールの素晴らしさを少しでも多くの人に伝えていきたいと思います。夢は世界中のビールを巡る旅をすることです。

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