横浜ビール20周年記念企画スタートアップ!
ビールに愛された皆さまへ!
ビール発祥の土地・横浜で、1999年に誕生した「横浜ビール」も今年で20周年。今回、スタートアップということで、さまざまな企画で、この記念年を盛り上げるべく、これから手掛けていくたくさんの「ワクワク」が発表されました。
株式会社横浜ビール 代表取締役 高橋智己氏より、この20周年記念企画の説明がありました。
1999年にビール醸造を始めて20年が経ちました。最初の10年、苦労したのはおいしいビールをつくること。私がこの会社に来たのは13年前。初めて飲んだのは、ヴァイツェンだったのですが、あの頃の味わいと比較すると、今は格段に味も品質も向上していると思います。
そして、次の10年は地元のビールと地元の食材という、地元横浜の方々とのかかわりや地元生産者とのかかわりと大事にすることを進めていきました。それは、今の商品開発にあらわれています。
そして20年目。新たなコンセプトとなる、キーワードを決めました。
「ビールと食を通じ あなたと私に ワクワクを」
目次
横浜ビールの20のやりたいこと
社員全員で考えたことを、抜粋してお話をしていただきました。
1.20周年記念イメージアート
創業20周年を記念してイメージアートを制作しました。この20年という節目で形に残し、次の30年、40年で振り返った時に思うことがあるのではないでしょうか。
クラフトビールとアートは、モノづくりという観点から同じ気持ちがあるのではないかということで、横浜ビールの20周年をアートで表現してもらいました。横浜のペイントアーティストKensuke Takahashiさんに横浜ビール20周年を表現した記念アートを描いて頂きました。
葛飾北斎風の波間に、横浜ビールのコンセプトや思いを凝縮して要素を詰め込み、ストーリー性のある仕上がりにしました。波を横浜ビールに見立てて表現。昔ながらの作品をオマージュしたのは、横浜は現在近代的な都市だが古くは港町として歴史やビール発祥の地として歴史ある土地。昔ながらの先人の思いを引き継いでいることを意味します。荒波に一層の帆船が描かれています。船にはビールの樽を載せています。困難を乗り越え波に立ち向かいながらも、横浜の皆さんにビールを届けたいという信念を表し、船に積まれているのは近代のステンレスビール樽と昔ながらの木樽、これには近代のビールと昔ながらのビールの伝統と歴史と今をきちんと大切にしたいという表現です。
象徴的な人物が描かれています。横浜ビールのキャラクターとしてグッズ展開等で度々使用しているトランプ柄のKING・QUEEN・JACKその中でも神奈川横浜で一番のビール屋になりたいということで今回はキングをモチーフに描いています。後ろには、みなとみらいやベイブリッジなど現代的な横浜の街も描かれ、手には碇をにぎり締めているのですが、横浜の地域に根ざすビール屋でありたいという気持ちが込められています。
20周年を迎え、また新たな気持ちでやっていきたいという気持ちで制作してもらいました。空も、雲のように見えますが、実は神奈川県が模られています。今日もスタッフがこの作品のキングをモチーフにした20周年のTシャツを着ています。ラベルに配置したりラッピングカーなども企画しています。
2.歴代醸造長のコラボビール。5代目。深田優氏
歴代醸造長は、現在、それぞれ自分たちのオリジナルビールを造っている。横浜ビールを出発点として、それぞれが活躍しています。その先人の方々を引き継ぎ、今の醸造長も新たな広がりをもって現在の横浜ビールを醸造しています。この記念すべき年として歴代醸造長が集結し、1つのビールを造ったら面白いのではないか。4人が先日集まったときの写真です。まだ詳細なことは決まっていませんが、個性的な面々で、1つの形に仕上がるのか不安だけど、楽しみです。いいビールにしたいと思います。
3.ボトルラベルのニューデザイン。
おなじみのデザインは10年ぐらい変わっていません。私たちの想いを加えて、このデザインを変えていきたいと思っていました。この20周年を機にデザインを一新します。まだ決まっていませんが、これからデザイン案が出てきて、夏ごろには新しいデザインで発売していきたいと考えています。
4.缶ビールでの展開
ついに、横浜ビールでも缶ビールを展開していきます。ボトルの良さもあるが、缶は手軽に手に取れる利点があり、新しいマーケットへの展開も期待できます。例えば、コンビニや、駅ナカなどです。横浜でたくさんのかたに飲んでもらいたいが、ゆくゆくは海外への本格的な進出も。缶ビールは、秋に出荷開始予定です。
5.ラグビーワールドカップ2019をオリジナルビールで盛り上げる
ラグビーワールドカップのオリジナルビールも作ります。横浜ビールだけでやりたいところだが大手も入っている。ラグビーの発祥がイギリスなので、イギリスのブルワリーと提携してやっていく予定です。
6.20歳になったら横浜ビール
「ビールとのファーストキス」というテーマです。横浜ビールは新成人を応援いたします。二十歳になったら横浜ビールを飲んでもらいたいという思いで始めることにしました。ビール離れの進む若者にクラフトビールのおいしさを伝えたいと思っています。一年間、ご来店頂いた新成人の方に、一杯無料というサービスを開始し、(ご本人確認は致します)多くの方に飲んでもらいたいです。飲んで頂く機会を増やすことで、横浜ビールを知ってもらうきっかけにしていきたいです。
7.YOKOHAMA BEER CRAFT FUSION
新イベントを企画しています。ビール業界はたくさんのイベントがありますが、横浜ビールならではのイベントを考えました。20周年を機に新しいものをやりたい。日程も決まっており、6月23日。驛の食卓を会場に、終日行われるイベントです。「クラフト」というワードに共通する、ほかの業界・業態のかたも含めモノを創り出すアーティストが一堂に集結し、ビール、音楽、アート作品を通じて「人」が集まり「時間と空間」を共有しクラフトビールの楽しみ方や多様性を体感してもらえるような1日中楽しめるイベントにしたいです。まさにクラフトビールが起点となり様々なモノと融合していくイベントです。
8.日本初!横浜公道でビアバイクを走らせる
海外で10か国以上でビアバイクが楽しまれています。10人ぐらいで、ペダルをこぐ乗り物です。ベルギーやアメリカ、ハワイなどにもあります。ハワイに3年ほど前に行ったとき、65歳の両親が童心にかえったように喜んで参加していたのを見て、これを横浜で走らせたいと強く思いました。去年カーフリーデーというイベントで初めて走らせました。ビールを飲みながら乗るということは違反にならないのか?という疑問もありますが、国・警察も認めています。ペダルをこぐ人は飲んでるけどハンドルは握っていない。運転者が飲んでないから違反にならないのです。横浜市や地域と一緒に、ビアバイクを盛り上げていきたいです。現在、日本に4台しかありません。GWの赤レンガ倉庫で開催される横浜フリューリングスフェストで横浜ビールはビアバイクを展示致します。今回走らせることは出来ませんが、ビアバイクに座って頂いて飲めます。そこでは、フリューリングスフェスト公式ラベルのビールも販売します。来年春には自分たちでビアバイクを作ってみなとみらいを走らせたいという計画もあります。
9.レギュラービールの横浜ラガーが限定ラベルで発売
通常ボトルデザインが横浜ならではの「横浜絵」。お客さまからも好評いただいています。今回限定企画として20周年記念製作のイメージアートを配置して、「20周年限定横浜ラガー」として3000本限定で発売します。6月24日から工場出荷開始。3000本出荷しきったら通常の横浜ラガーラベルに戻ります。6月23日に行われるクラフトフュージョンのイベントでは一日早い先行販売をします。
10.料理メニューも面白いものを作りたい
20周年を機に、今後も長く愛されるメニュー開発をしたいと企画しました。
ビールと相性の良いジャガイモをつかった、ポテトサラダを作ることになりました。皆さまで仕上げていただく形にした。ジャガイモをまるまる一個。この皿の中に横浜をぎゅっと凝縮させました。
<横浜の伝統素材が奏でるハーモニー>
①純正たる横浜生まれ横浜育ちのお醤油
「横浜醤油」で漬け込んだゴロっと大玉丸ごとジャガイモ
②素材の味わいに寄り添う玉子づくり「織茂養鶏」の生みたて玉子!
③伝統の味を今に伝える海苔問屋「蔦金海苔商店」バラ海苔が抜群に合う!
④明治29年横浜で誕生した幻のケチャップ「清水屋ケチャップ」が隠し味♪
⑤安政4年(1857年)創業160年来の伝統「岩井の胡麻油」で風味倍増!
⑥横浜指定銘菓「美濃屋あられ」ぶぶあられの食感が最高のアクセント♪
なんとも言えない横浜ならではのハーモニーが生まれます。すでに驛の食卓ではメニューとして展開しています。ボールの中に材料が揃っているので、お好みで潰して、新定番メニューとして皆さまに楽しんで頂きたいです。
そのほかの項目も一覧で紹介がありました!
・横浜ビール ラッピングアート車の制作
20周年記念アートを社用車にラッピングしPR
単なる営業車ではなく!動くアートとして横浜ビールのコンセプトをPR
・横浜ビール直営店「驛の食卓」スタッフユニフォームをリニューアル
親しみやすくクラフト感を感じるユニフォームデザインへ
新Tシャツ 新サロン
・横浜ビール オフィシャルグッズ制作・販売の本格始動
横浜ビールの新たなファンづくり アパレル雑貨アイテムの充実化
Tシャツ CAP アウター エプロン等(予定)
ビールグラス 栓抜き キーホルダー等(予定)
驛の食卓1Fスペースにてオフィシャルグッズコーナーを設置
・驛の食卓1FYokohama Beer STANDのリニューアル
店内一部改装 ビアタップの増設(6タップから12タップへ)
オフィシャルグッズ販売コーナーの設置
モニターを設置しスポーツ観戦を楽しみながら飲める(一緒にビーコルを応援しよう!)
・YOKOHAMA BEER RUNNING CLUB発足!(YBRC)
横浜の街をランニング ビールで乾杯♪ 毎月実施 目指せ横浜マラソン出場
6月23日(日)ybrcイベント「RUNTRIP VIA」開催
・コラボレーションビール企画 盛り沢山!
ユーコープ会員様向けビール 企画中
・横浜ビールブルワリーツアー 絶賛企画中!
定期的にブルワリー見学ツアーを開催予定
横浜ビールを思いっきり体験したもらい喜んでもらいます
・地域スポーツを通じた交流 活性化!
プロバスケットボールチーム 横浜ビーコルセアーズ応援ツアー
プロサッカー、フットサルチーム YSCCとのサービス提携
今回のスタートアップイベントでは、試飲のビールや、ポテトサラダのメニューの試食などを実際に味わいながら20周年記念製作アートの原画をじっくり見たり、横浜ビールの今後のワクワクについて、スタッフの方と語り合ったりする時間をもつことができました。
皆さまの心には、どんなワクワクが引っ掛かりましたか?今後、盛り沢山の横浜ビール20周年・20のやりたいこと。ぜひ、6月23日 YOKOHAMA BEER FUSION他、横浜ビールが盛り上げる各種イベントに足をお運びいただき、また驛の食卓で新メニューとビールをご堪能頂き、一緒に盛り上げていきましょう!
横浜ビールhttp://www.yokohamabeer.com/
横浜ビール驛の食卓 http://umaya.com/
横浜ビールFBページhttps://www.facebook.com/yokohamabeer/
横浜ビール驛の食卓FBページhttps://www.facebook.com/umayanoshokutaku/
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。