【Kikuya René】 三軒茶屋でクラフトビールと料理が楽しめる名店
「Kikuya Renéとは」
料理が美味しい、スタッフが気さく、クラフトビールが飲める。
この3拍子が揃ったお店「Kikuya Renéキクヤルネ」
三軒茶屋駅から徒歩約7分。茶沢通りに沿って、駅を背にして歩くと、右手にゴリラの人形が見えてきます。
お店はその向かいです。
女性デザイナーの手によるオシャレな店内。一人でも、ゆっくりと食事とビールを、楽しめる雰囲気です。もちろん、グループでも。
「Kikuya René お店の魅力」
最初、私は、三軒茶屋のビアバーを探して、このお店を訪れました。
緊張していましたが、色々と話してくれる、店員さんの人懐っこいが、なんだか心地良くて。
通うごとに、スタッフの方々の人柄、お料理、ビールに惹かれていきました。
ビールは国内クラフトビールを中心に、10tap。
スタイルや地域など、ビールのセレクトも工夫されています。
ソースから全て手作りする、料理の美味しさは格別です。オススメは、シャルキュトリと呼ばれる、加工された肉料理。ビールとの相性もバッチリです。
オープンから今に至るまで
このお店は、2017年2月オープン。オーナーは、シェフの濱砂将明さんです。
濱砂さんのクラフトビールとの出会いは、出身地の宮崎県「ひでじビール」でした。
フレンチシェフとして、有名ホテルで働いていた頃、何気なく、ひでじビールを手にしました。
今まで飲んでいた一般的な大手ビールとは違う、個性的なクラフトビールの美味しさにはまり、様々な種類のビールを、飲むようになりました。
シェフ時代、厨房の中で、お客さんに料理が届く姿を見ることなく、黙々と、指示された料理をつくり続ける日々。
自分の価値観さえも、分からなくなる中、独立を決めたそうです。
「楽しんで、帰ってもらおう!」がスタッフの合言葉。
「お客さんに楽しんでもらいたい」というこの気持ちは、シェフ時代の、経験がベースになっているのかもしれません。
お店のこれから
「夢は何ですか?」とお聞きすると、「長生きしたいですねー」と笑う濱砂さん。そこには、このお店を長く続けたいという想いが。
「これからもたくさんの人にこのお店を知ってもらいたい」「食材に、もっとこだわりたい」「自分の料理に合わせたビールを造ってみたい」など、濱砂さんの夢は、さらに広がります。
このお店の名前の由来は、元々この場所にあった文房具店「菊屋」
60年以上、地元で愛された「菊屋」の屋号を受け継ぎ、「rune」フランス語で「生まれかわる」という意味を重ねました。
今でも近所の方には、菊屋さんで通じる程、馴染み深かったお店。
これからは「Kikuya René」が、愛されていたこの町の「菊屋」さんと同じように、さらにたくさんの人に、愛されていくのだろうと感じています。
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Kikuya René
住所:世田谷区太子堂5―1―12
TEL: 03 5787 5325
定休日:水曜日
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。