[ブルワー]2012.7.11

ピルスナー・ウルケル工場見学(8)

ピルスナー・ウルケル工場見学記もこれで最終回です。

地下道を通って地上に向かいます。

ひさしぶりの地上。
ここでさっきの氷を入れる場所の答え合わせをして解散。

工場に併設のレストラン、Na Spilce(ナ・スピルツェ)へ。
今度は通常のピルスナー・ウルケルを楽しむためです。

店員さんはニコニコ愛想良く、期待が膨らみます。
が、しかし口をつける前から想像のつくあの臭い。
おそらくビールそのものでなく、サーバのお手入れの問題だと思います。
本当に残念でしたが、全部は飲みきれませんでした。
たまには造っている人にも飲んでほしいです。

一緒に注文した、ペチェナー・カフナというローストダックは美味しかったです。

その後、レストランを出たところにあるショップに行くと扉が閉まっています。
しかし、中で店員さんたちが談笑しているので、

「今日はあいていませんか?」

と、聞くと、というより、全部言い終わる前に、

「今日は棚卸だからダメ。明日来て。」

と冷たく言い放たれ、意気消沈。
明日来れるわけもないので、とぼとぼと帰途に就くことにしました。

最後はちょっと残念でしたが、最高のお天気の中、しっかり見学もできたし、
地下で無濾過のピルスナー・ウルケルも飲めたのでよかったです。

長らくお付き合いどうもありがとうございました。

チェコピルスナー・ウルケルピルゼン

※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

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この記事を書いたひと

三輪 一記

一般財団法人 日本ベルギービール・プロフェッショナル協会 代表理事

1967年、名古屋市生まれ。
1990年、関西大学商学部卒業。26歳のときにベルギービールと出会い、以来ベルギービールを愛し、仕事でというよりライフワークとしてベルギービール普及に情熱を傾け、毎年ベルギーを訪れている。
2001年よりベルギービールに関する講座、セミナー活動をスタート。
2008年より愛知大学、愛知淑徳大学等でベルギービール講座開講。
「ベルギービールを通じて日本とベルギーの架け橋に」というコンセプトのもと、
講演やセミナーにも積極的に取り組んでいる。
共著に『ベルギービール大全』(三輪一記+石黒謙吾/アートン)、
『ベルギービール大全<新>』(三輪一記+石黒謙吾/アスペクト)。
一般財団法人 日本ベルギービール・プロフェッショナル協会 代表理事。

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