[イベント,ビアバー,ブルワー]2019.12.4

アオイブリューイングxイサナブルーイングのコラボビール、12/13から提供開始予定

東京都昭島市のブルワリー「イサナブルーイング」と静岡県静岡市のブルワリー「アオイブリューイング」が相互コラボを実施。「アオイブリューイング」のヘッドブルワー「斯波克幸」氏と、イサナブルーイングのオーナー兼ベッドブルワー「千田恭弘」氏は、府中の同じ小学校出身であり、先輩後輩という繋がりから今回のコラボが実現しました。2つの素敵なコラボビールがつくられ、1つは12月13日から提供開始予定です。その紹介をいたします。

左から、アオイブリューイング「宮脇浩樹」氏と「斯波克幸」氏、イサナブルーイング「千田恭弘」氏と「斎藤穂乃香」氏

1 ブルワリー紹介
- - 1.0.1 イサナブルーイング（ISANA BREWING）
  - 1.0.2 アオイブリューイング～AOI BREWING～
2 ２つのコラボビール
- - 2.0.1 ラストエリクサー
  - 2.0.2 なぞは日常のうたかた
3 コラボビールの提供時期、提供場所

ブルワリー紹介

イサナブルーイング（ISANA BREWING）

「苦い飲み物でみんなを笑顔にするFactory & Laboratory」が、コンセプトの東京都昭島市のブルワリー。JR青梅線昭島駅南口より徒歩3分の距離にあります。名前の由来は、「万葉集」にあるクジラの古語「勇魚（いさな）」からです。昭島市は、200 万年前のクジラの全身骨格が出土しており、クジラとも縁の深い地域、ブルワリーのロゴにもクジラが隠れています。美味しい水に恵まれた昭島市は、東京都の自治体では唯一地下水のみを水源としており、その昭島の深層地下水を使ったビールづくりを行っています。オーナー兼醸造家「千田恭弘」氏は、コーヒーにも精通しており、自家焙煎の厳選したコーヒーを味わうことが出来ます。また、自社や他社のビールに窒素を溶け込ませて、NITRO化させたビールを多数提供しています。2018年8月16日醸造免許取得。

（左）ブルワー「斎藤穂乃香」氏、（右）オーナー兼ヘッドブルワー「千田恭弘」氏

アオイブリューイング～AOI BREWING～

2014年に、静岡県静岡市葵区に誕生した静岡市内初のクラフトビールブルワリー。静岡市葵区は、徳川家の城下町として栄え、歴史と都市環境が交差する街でもあります。郷土食がその地域の歴史や伝統文化を伝えてきたように、ビールを通じて静岡の街を伝え、新たな交流が生まれることへの願いが込められています。「古きを温め新しきを知る」をテーマに、ヨーロピアンスタイルのビールを中心とし、限定ビールでは様々な新しいスタイルのビールにも挑戦しています。その一つ一つには、オーナーの「満藤直樹」氏、ヘッドブルワー「斯波克幸」氏とブルワー「宮脇浩樹」氏の想いが込められ、技術によりビールと言う形になり、提供されます。オリジナルビールを味わえる直営店は、静岡県静岡市に「AOI BEER STAND」「AOI BREWING CAFE」「GROW STOCK」の3つ、愛知県名古屋市の「Aoi Brewing Tap & Grill」、静岡県沼津市の「AOI BEER STAND ららぽーと沼津店」です。2014年5月12日醸造免許取得。

（左）ヘッドブルワー「斯波克幸」氏、（右）ブルワー「宮脇浩樹」氏

２つのコラボビール

ラストエリクサー

気品ある柑橘香をもつフランス産ホップのエリクサーを使用したSession IPA。レシピは「千田恭弘」氏の考案によるものです。2019年11月14日（木）に「アオイブリューイング」の醸造設備を用い、麦芽粉砕～糖化～煮沸～ワールプール～発酵タンクへ移送・酵母投入などの一連の作業を行いました。「千田恭弘」氏と「斎藤穂乃香」氏は、「イサナブルーイング」の倍近い規模の醸造設備にて、麦芽やホップを普段より多く使う作業に励みつつ、ボイラーなど設備性能の高さを体感しました。

アオイブリューイングでの仕込を満喫する「千田恭弘」氏と「斎藤穂乃香」氏

ブルワーより、下記のコメントをいただいております。

エリクサーというフランス産のホップがあることを斯波さんに教えていただき、いつか「ラストエリクサー」というビールを作りたいと思いました。そしてコラボビールの話しが出た時にラストエリクサーを作ろうと思いました。飲めば完全に元気になるビールをイメージしています。なお、このビールの名を聞いて、とあるゲームを思いついた方には、特に味わっていただきたいビールです。（イサナブルーイング　千田恭弘氏）

「ラストエリクサー」はもちろんホップと掛けての名前ですが、あの国民的ゲームのファンならクスリと笑うであろう使い所をケチってしまう貴重なあれのことです。爽やかすぎて元気になっちゃう霊薬のようなビールになると思います。（アオイブリューイング　斯波克幸氏）

なぞは日常のうたかた

オーストラリア産ホップのエニグマと、スロヴェニア産ホップのスティリアンゴールドを使用したOrdinary Bitter（オーディナリー・ビター）。レシピは、「イサナブルーイング」の「とりあえずビター」をベースに、「斯波克幸」氏がアレンジしたものです。2019年11月15日（金）に「イサナブルーイング」の醸造設備を用い、麦芽粉砕～糖化～煮沸～ワールプール～発酵タンクへ移送・酵母投入などの一連の作業を行いました。「イサナブルーイング」の設備は比較すると小規模であり、煮沸時のホップ投入は吹きこぼれない様に少量ずつなど、各工程で様々な工夫を行っています。「斯波克幸」氏と「宮脇浩樹」氏には、小規模設備ならではの工夫を体験しつつ、仕込を満喫しました。

イサナブルーイングでの仕込を満喫する「斯波克幸」氏と「宮脇浩樹」氏

ブルワーより、下記のコメントをいただいております。

エニグマは謎の多いホップであり、仕込の仕方でいろいろな香りが出ます。日本に輸入されてること自体が非常に少ないですが、縁があり入手することが出来ました。仕込の時は、紅茶や桃を思わす上品な香りが漂っており、上品なビタースタイルのビールに仕上がると思います。（イサナブルーイング　千田恭弘氏）

「なぞは日常のうたかた」はOrdinary（オーディナリー）とEnigma（エニグマ）に掛けた名前です。Enigmaは様々な華やかな香りを持つホップで名前の意味は「謎」。その謎がOrdinary の中に浮き上がっては消えていく。そんなビールを目指しました。ダージリンティーのような香りがほのかに香ってます。（アオイブリューイング　斯波克幸氏）

コラボビールの提供時期、提供場所

「ラストエリクサー」は2019年12月13日から提供開始予定、「なぞは日常のうたかた」は2019年12月中旬以降に提供開始予定。提供場所は、イサナブルーイングおよびアオイブリューイングの直営店です。詳しくは、下記をご参照ください。

東京都昭島市　イサナブルーイング

営業時間：[月火水木金] 11:30～14:30（火はランチ休）17:30～22:00、[土日祝] 11:30～22:00
定休日　：水曜日、祝翌日
WEBサイト：https://www.isana-brewing.com/
FACEBOOK：https://www.facebook.com/isanabrewing/

「ラストエリクサー」を2019年12月13日から提供開始予定、「なぞは日常のうたかた」は2019年12月中旬以降に提供開始予定。

NITRO（窒素）版提供を後日予定しており、提供時期はFACEBOOKなどSNSをご確認お願いします。

※開栓状況は、事前に店舗へ確認をお願いします。