全国第1号のクラフトビールメーカー「エチゴビール株式会社」。創業25周年を迎え「Let’s be romantic, act on stage!」をテーマに定番商品のデザインをリニューアル
1995年に全国第1号のクラフトビールメーカーとして創業した「エチゴビール株式会社(以下、エチゴビール)」。欧州で演劇家として活動をしていた上原誠一郎氏(※1)が、ドイツの豊かなビール文化を体験し、故郷の新潟から日本に広めたいと考えたことがはじまりです。
トレードマークであるビールを片手に微笑む雄ヤギのイラストは、上原氏が欧州で知り合った絵本作家のドイツ人女性によるもの。雄ヤギはドイツやチェコでは多産・豊作・商売繁盛のシンボルと言われています。
※1 上原氏は2000年にエチゴビールの経営から退いており、現在は株式会社ブルボンの完全子会社として運営されています。
エチゴビールでは彼の志を継承し、「日本のビールや世界のビールの舞台で、生き生きと演じ続ける役者でありたい」と願っています。会社としても夢を語り、多くの人々の舞台につながり続け、応援することを考えてビールづくりを行っています。
2020年は創業25周年にあたり、「Let’s be romantic,act on stage!(ロマンを語ろう、舞台に立とう!)」をブランドテーマに掲げ、クラフトビールの国内パイオニアとしてさらなる飛躍を目指していきます。
その一環として定番ビールのデザインを3月~4月にかけてリニューアルします。創業以来親しまれてきたヤギのマークをエチゴビールのブランドマークとして表現の統一化を行い、これまで以上に前面に出した新デザインとなります。また、主力缶商品の裏面には、舞台に立ち活躍する人物のイラストをデザイン。ブランドメッセージ「Let’s be romantic, act on stage!」を色鮮やかに表現しています。
主なリニューアル商品は、以下の通りです。
◆ エチゴビール缶商品 5 アイテムのデザインリニューアル
ピルスナー、プレミアムレッドエール、エレガントブロンド(※2)、スタウト、こしひかり越後ビールの各350ml
※2 現行の「ビアブロンド」の商品名を「エレガントブロンド」に変更。
〈各商品、イラストデザインの特徴〉
- ピルスナー:ピルスナーの故郷、チェコの楽曲を演奏するオーケストラの指揮者のイメージ。
- プレミアムレッドエール:芳醇でエレガントな色と香りを想起させる、赤いドレスの踊り子をイメージ。
- エレガントブロンド:優しい味わいのエールを、落ち着いた女性ジャズシンガーで表現。
- スタウト:身体と心に響くジャズ・サックス奏者のイメージ。
- こしひかり越後ビール:「新潟のビール」を印象付ける絵画を使用。
◆ エチゴビール瓶商品 6 アイテムのデザインリニューアル
ピルスナー、プレミアムレッドエール、スタウト、有機栽培麦芽・ホップ使用プレミアムビール、無ろ過ヴァイツェン(※3)の各 330ml、こしひかり越後ビールの500ml。
※3 「無ろ過ヴァイツェン」は、デザインのリニューアルに合わせてレシピを変更。
また、今後のラインナップは「トラディショナルライン」「アクティブライン」の2つの軸で展開。
「トラディショナルライン」は全国第1号地ビールとして地ビール・クラフトビールの定番アイテムを目指して正統感を持ちながらブランドメッセージをアピール。「アクティブライン」は変化し続けるクラフトビールシーンのなかで、「エチゴビール」の創造力と遊び心をアピール。限定商品も含め、個性と楽しさで話題化するコンセプト・香味・デザインを目指していきます。春先には新しいビールも登場予定です。
四半世紀、業界をリードしてきた日本クラフトビールのパイオニアの1つである「エチゴビール」。クラフトビールらしさであるメッセージ性をより強めることで、私たちにどんな世界を見せてくれるのでしょうか。
彼らの取り組みを楽しみにしたいと思います。
◆エチゴビール株式会社 Data
住所:〒953-0016 新潟県新潟市西蒲区松山2
電話:0256-76-2866
FAX:0256-72-7441
Homepage:https://www.echigobeer.com/
Facebook:https://www.facebook.com/echigobeer
Twitter:https://twitter.com/echigo_beer
Instagram:https://www.instagram.com/echigo_beer/
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