[コラム,ビアバー]2020.2.5

DIVE into BEER DIVERSITY〜ビールをもっと自由に楽しもう!〜vol.2 101TOKYO (ワンオーワントウキョウ)

第2回目は「101TOKYO」(ワンオーワントウキョウ)さん。恵比寿もそう!渋谷区でございます。恵比寿駅西口を出て徒歩3分、明治通りの方へ歩くと歩道橋の手前。おしゃれな植栽と少しビンテージ感が特徴の店構えです。

柔らかい照明。木やレンガの質感に暖かみがありほっとします。店の奥には細長いカウンター。あまりに居心地が良さそうで、初めて訪れるお店なのに、もう自分の特等席のかの如く一直線にそこに座ってしまいました。

  • 12タップのビール・タコス・カレー・コーヒー

お店には常時12タップのビールが揃い、フードの一押しはタコスとカレー。「お酒に合う」というコンセプトのもとシャルキュトリーや多彩な料理が揃います。店作りのヒントにアメリカ西海岸に視察に行った際、コンセプトやお料理などが参考になる地元のお店がいくつもあったそうです。
「何屋さん、ってワケじゃないんですよね。昼からビールを飲んで、タコスを食べて。飲まない人はコーヒーを飲んでまったりして。その雰囲気がすごく良かったんです。」
そのお店の狙い通り、半数以上いる常連さんは地元の方々。男女も半々。お家に帰る前に、ちょっと一杯飲んで帰るスタイルが多く、休みの日にはオープンの14時ごろから子連れのママ達がゆったりとした時間を求めてやってくるそう。こだわりのコーヒーをいただくこともできます。

  • コレクター魂に火がついた

12タップのセレクトは全て岩倉さんが担当。週に1、2回メニューが変わる時もあるそうです。軽めのビールからマニア受けしそうなビールまでバランスよく揃えられています。最近はりんごを使ったシードル的なビールにも注目。酒屋さんやSNS、自らビアバー巡りなど情報収集も欠かしません。多角的に情報収集しているとトレンドが見えてくるそうです。そんな岩倉さんですが、なぜそこまでビールに熱くなったのでしょうか。
「コレクター癖があるんですよ、僕。笑。音楽も好きなの全部揃えちゃったりとか。クラフトビールって種類も多いから新しいビール見つけるとコレクションが増えた様で嬉しいんですよね。」
ふっと緩んだ表情から、岩倉さんのオタクぶりとビールへの愛を感じられ、とても嬉しくなりました(^^)!ビールのメニューもとても分かりやすく解説されていますが、是非岩倉さんとビールトークをしながら最初の一杯を決めたいですね。

  • お店イチオシのタコス

それではイチオシのタコスをいただきます!
メインの具材はチキン・ポーク・フィッシュから選べます。今回はポーク「豚肩ロースのカルニタス」をチョイス。お皿の奥向かって左がワカモレ、右がサルサメヒカーナ、それぞれトッピングして、さらにピリ辛のピカンテソースをかけていただきます!

ワカモレの甘み、トマトの酸味、そこに豚肩ロースのコクと旨味が3味一体の黄金バランス(T T)!そこにピリ辛ソースのアクセントが加わり何枚でも食べれてしまいそうです。さぁ、そこにビールもいただきます!私はいわて蔵ビールの「ほぼシードル」をいただいたのですが、りんごの爽やかさがサルサソースの香りを広げ、華やかですっきりとした味わいでした。ハーバルでスパイシーなIPAとも絶対相性良さそうです。あぁ、2杯目に行きたい・・・!

  • ビールはワールドワイドだから

渋谷・恵比寿という土地ならではの特徴を伺いました。
「おしゃれなお客さんが多いですね。古風ではない、トレンドを吸収して先取りしている様なスタイルの方が多いと感じます。」


加えて恵比寿在住の外国人や観光客も多いので、そういった人たちに楽しんでもらいたいのがやはりビール。
「こんなにワールドワイドな飲み物って他にないですよね。宗教上の理由で飲まない国以外万国共通で存在して間口が広い。これからももっと突き詰めて行きたいです。」

毎週金曜日には店内のDJブースでイベントも実施しています。
おしゃれな店内で美味しいビールと音楽に酔いしれてみてはいかがでしょうか♪

特にこんな時にオススメ
・仕事帰りに会社の仲間と。1日のアレコレを話しながら明日への元気をチャージ!
・帰宅前に。食事と一杯の寄り道。店内はテレビもあるので退屈しません。
・仕事の合間に。駅からも近いので次の予定までの1時間を美味しいコーヒーや遅めのランチタイムに過ごしてみては。

101TOKYO(ワンオーワントウキョウ)
東京都渋谷区東3-16-10 三浦ビル 101
https://classic-inc.jp/101/

タコス恵比寿渋谷101東京

※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

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この記事を書いたひと

五十嵐 糸

ビアジャーナリスト

化粧品会社で16年間にわたり、営業・宣伝・PR業務等を経験。
楽しい時も辛い時も毎日ビールを飲んでサラリーマン時代を駆け抜ける。
大好きなビールについて勉強するうちにどんどんその魅力にはまり、PR経験を活かしてフリーに転身。ビールの美味しい飲み方や魅力を日々SNSや協会HPで発信。ビールを通したローカルコミュニティの活性化や、街の復興を目指し、渋谷の街のオリジナルビール「渋生」をプロデュース。

ストップ!20歳未満者の飲酒・飲酒運転。お酒は楽しく適量で。
妊娠中・授乳期の飲酒はやめましょう。