鹿児島にみんなの冷蔵庫「Craft beer store STOCK YARD」オープン!
2020年2月22日、鹿児島の繁華街天文館にクラフトビールのボトルショップが誕生する。
クラフトビールを専門に扱う酒屋は県内初だ。
県内には7カ所のクラフトビール醸造所が存在する。
イベントやビアバーでの体験から、県内にビアファンが増えつつあり「種類豊富に、いつでも気軽に購入したい」という声が高まっていた。
それらのニーズに応え、ボトルショップのオープンに至った。
ビールは九州の醸造所のものと、アメリカを中心とした個性的な醸造所のクラフトビールを中心に、50種類ほどを扱う予定だ。
ビールは買ってその場で飲むこともできる。角打ち酒場だ。
買い物に出て、ちょっと1本だけ飲んでお土産にクラフトビールを買って帰れるとは嬉しい限り。
さらに市内の飲食店でもクラフトビールが飲めるようになれば、料理とビールのペアリングが広がる。
鹿児島は、美食の街だ。黒豚しゃぶしゃぶ、地鶏の刺身、きびなごフライ、さつま揚げ。
これらの名物と多彩なクラフトビールを合わせることができれば、さらに鹿児島の魅力がアップしそうだ。
「お客様のストック、飲食店のストックのような、みんなの冷蔵庫になるようにSTOCK YARD(ストックヤード)と名付けました」とオーナーの若松達彦さん。
STOCK YARDとは、貨物や商品などを一時的に保管する場所という意味がある。
多様なクラフトビールが集まり、ビアファンのもとへ運ばれていくまでの一時保管所として、ビールも人も集まる拠点になりそうだ。
オーナーの若松さんは、旅するサーファー。
カリフォルニアで波に乗るうちにビーチサイドでクラフトビールを飲む解放感を知り、「日本にもその楽しみを伝えたい」と2016年にクラフトビールとハンバーガーの店「Dolphin Industry(ドルフィンインダストリー)」をオープンさせた。
同店はSTOCK YARDと同じ浜田ビルの上の階に位置する。
Dolphin Industryで提供されるビールは5タップながら、インパクトの強い国内外のクラフトビールと、市内にある城山ブルワリーのものを飲むことができ、満足感が高い。
10種類ほどあるハンバーガーは、アメリカ西海岸のメニューをインスパイア。
同店のコンセプトは「STAY STOKED(ワクワクし続ける)」。
1杯のビール、1個のハンバーガーで、常にワクワク感を創造し共有しているインダストリー(工場)を目指している。
ボトルショップSTOCK YARDとビアバーDolphin Industry。
梯子したくなる鹿児島のクラフトビアのホットスポットだ。
Craft beer store STOCK YARD
(クラフトビールストア ストックヤード)
住所/鹿児島市東千石町14-15 浜田ビル2F
営業時間/平日15:00〜20:00 土日13:00〜20:00
定休日/不定休
Burgers and Craft Beers DOLPHIN INDUSTRY
(バーガーアンドクラフトビア ドルフィンインダストリー)
住所/鹿児島市東千石町14-15浜田ビル3F
営業時間/火~日18:00~25:00
定休日/月曜日
※不定期のお休みもあります。ホームページやSNS等で、確認の上お出かけください
http://dolphintrip.net/trippers/
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