道内でベルギー人が経営するビール店
道内で楽しめるベルギービールが飲めるお店を紹介したいと思います。
第1回目は、ベルギー人によるベルギービールパブを経営している珍しいお店「Paul’s Cafe/ ポールズカフェ」(以下ポールズカフェと表記)を紹介します。オーナーは Paul De Coninck さんです(以下ポール氏と表記)。
店内に入るとベルギービールの看板が飾ってあります。テーブルと椅子等の家具はオーナーのポール氏の話によれば、全てベルギーから持ってきたものだそうです。また、店で流れている音楽はベルギーのアーティストの曲です。
ビールのタップの数は 7 つですべて違うベルギービールをつないでいます。そのうちレギュラーが 3 タップ、ゲストが 4 タップありますがレギュラーも在庫によって変わることもあります。道内で 7 種類のベルギービール樽をつないでいるのはこのお店だけです。
瓶ビールはレギュラービールとその他約 10 種類のゲストビールがあります。瓶ビールはゆっくりグラスに注ぎ上部と下部に分けて味の違いを楽しむことができます。ビールを注文しスタッフもビールを継ぐ際にはわざと下部を残すようにして注いでくれます。
ポールズカフェでは、タップと瓶ビール(レギュラー及びゲスト)を合わせ約 80 種類のビールが飲めます。
ビールグラスにも特徴があり、基本はビールにそのビール専用グラスを使います。専用グラスも変わった形をしたものがあります。ゲストビールについては、専用グラスがない場合があり、その時はベルギービールウィークエンドのグラスで提供されます。
ポールズカフェの看板料理と言えばポールズチキン、ベルギー発祥のフリッツ(マヨネーズ付き)、どんなビールにも合うビールのおつまみ(お好みでスパイスをかけて食べるチーズ)3 点です。これら 3 点はランチタイムディナータイムどちらでも注文することができますし持ち帰ることができます。特にポールズチキンは、北海道のローカルテレビの中で、「まいうー」で有名な石ちゃんこと石塚英彦氏に紹介されました。チキン 1 羽丸ごと特製のたれに長時間しみこませ専用のオーブンで時間をかけゆっくり焼きます。肉の中まで味がしみ込んでいます。スイーツを除く料理は、ランチタイムで約 9 種類、ディナータイムで季節の料理を含め約 40 種類あります。
そして、ベルギーのスイーツと言えばベルギーワッフル。表面はサクサク中はもっちりになっています。予めトッピングしているものとプレーンを注文し別途でトッピングする方法があります。このベルギーワッフルもいつでも注文することができます。
今回紹介しました 3 種類の料理とベルギーワッフルは、全てのベルギービールに合います。その他の料理についても、メニューの中にどのビールと合うか記載されています。オーナーのポール氏の方針でアルバイトの職員にポールズカフェのビールや料理についても勉強してもらって
いるので安心してスタッフにお尋ね下さいとのことでした。
お店に行けば、多くの発見があります。面白いビールの名前、ビールラベルが絵画だったり、ビールのアルコール度数や副原料等。料理もさることながら、約 80 種類のビールの中から自分の好きなビールを探すのも良し、異国の雰囲気を楽しむも良し、ポールズカフェでそれらを体験してみませんか。
Paul’s Cafe/ ポールズカフェ
北海道札幌市中央区北 5 条西 5 丁目
住友生命ビル地下 1 階
011-231-7320
11:30~23:00( ラストオーダー 22:30)
日・祝/ 11:30~22:00( ラストオーダー 21:00)
不定休 *
URL paulscafe.co.jp *コロナの為営業時間及び休日をご確認願います。
取材協力 Paul’s Cafe/ポールズカフェ
Paul De Coninck
次回は北海道伊達市にある LOCO BASE さんを紹介します。
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。