今すぐ実践!缶ビールを美味しくする3つの段取り
仕事は「段取り八分(8割)」と言いますが、事前の準備が結果に大きく関わるのは
缶ビールにも当てはまるってご存じでしたか?
伝説の注ぎ手「ビールスタンド重富」マスターの重富さんに、
ビールを注ぐ前の段取りを伺ってみました。
特別なテクニック無しで、明日からビールがワンランク美味しくなる方法をご紹介します。
(1) 買ってきたビールはひと晩寝かせる
ビールを買って、静かに持って帰ってくることはまずありません。
帰宅してテーブルの上にドンっと置いてしまうことも多いのでは。
ビールは振動や熱に弱いので、すぐに飲みたいところをガマンして
味が落ち着く24時間を目安に冷やすのがおススメ。
明日飲みたいビールは今日のうちに準備しておきましょう。
※
冷蔵室の詰め込みすぎは冷気が循環しないので、
明日飲む缶ビールだけを冷蔵庫にいれるのが段取り上級者。
(2) 冷蔵庫のドアポケットで冷やさない
家電量販店の展示やテレビCMで、ドアポケットに並んだ缶ビールをよく見かけますが
一日に何度も開け閉めをするドアポケットはビールの保管には向きません。
冷気の直接あたらない冷蔵室に静置して下さい。
冷凍庫に入れると泡立ちが悪く、本来の味が堪能できなくなってしまうのでご注意を。
ビールの指定席を冷蔵庫に確保しておきましょう。
(3) プルタブはゆっくり開けよう
プシュっと勢いよく開ける缶ビールの音は気持ちの良いものですが、
急激な気圧差で泡が暴れてしまうので
最初にちょっとだけ隙間をつくり、あとは静かに開けてみて下さい。
中を覗いてみると、ビールがグラスに注がれるのを行儀よく待っています。
本当にこんなことだけで味が変わるの?と思われた方は一度ぜひ試してみて下さい。
今すぐできる簡単なことばかりですが、缶ビール本来のポテンシャルを
ぐっと引き出してくれます。
仕事もビールも段取りが大切!
ぜひ段取り上手になって美味しいビールを飲んでくださいね。
協力:ビールスタンド重富 http://sake.jp/
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