[イベント]2021.8.17

静岡のビールが熱い!「静岡クラフトビール協同組合」設立記念インタビュー vol.3

BRUTUS(ブルータス/マガジンハウス)で『日本の西海岸!ビール県・静岡』として紹介された静岡県のクラフトビールシーン。雑誌でも紹介された県内ブルワリーが参加する「静岡クラフトビール協同組合」リレーインタビューの第三回をお届けします。

最終回となる今回は、静岡クラフトビアマップ代表の伏見陽介さん(写真一番右)と、Mt.Fuji Brewingの會森隆介さん(写真右から3人目)のおふたりに、お話を伺いました。
【静岡クラフトビール協同組合とは】業界と地域の活性化を図る為、静岡県東部地区でクラフトビールを製造する業者他6社によって、2021年に設立された団体。

( 第1回 / 第2回 )

静岡クラフトビール協同組合に参加した理由は?

Mt.Fuji Brewingの會森さんが組合に参加された理由は、なにより面白そうだったから。
情報交換の中で自身の成長にもつながり、イベントなど楽しめる企画を通して色んな方にお店を知って頂けるメリットに魅力を感じたそうです。
組合の副代表を務める伏見さんは、県内のブルワリー増加や技術発展に寄与することを目標に掲げます。
県内のビール情報を分かりやすく発信、伝達していきたいと意気込みを語ってくれました。

静岡クラフトビール協同組合のイチ押しビール

沼津クラフト

會森さんに同じ組合ブルワリーのおすすめビールを伺うと、口当たりと風味のバランスがとても良い沼津クラフトの『クリームラガー』、香りや苦味がちょうど良いところをついてくるリパブリューのヘイジー系全般、どんな料理にも合わせやすい反射炉ビアの『早雲』、最初の1杯目にぴったりなベアードビール『帝国IPA』をご紹介いただきました。

伏見さんからは、いつ飲んでも飲み飽きず、ラベルもお洒落なべアードビールの『ヘッドローズアンバーエール』と、完成度の高いベルジャンホワイトが堪能できるMt.Fuji brewingの『琥珀富士』をすすめて頂きました。静岡県内で他の醸造所と切磋琢磨しながら個性を磨く各社のビールをぜひお楽しみください。

静岡クラフトビール組合員に聞く、静岡県内のお気に入り〇〇

富士山0号目で豊富な湧水を使用しビールづくりを行うMt.Fuji Brewing會森さんのおススメは、同じく富士山麓の清らかな水で育った『くぬぎ鱒』。
風味・食感・甘味などが相まった鱒は、ビールとのペアリングも魅惑的です。

静岡県全体のクラフトビールマップを作成している伏見さんからは、島田市にあるKADODE OOIGAWAのお話をうかがいました。機関車トーマスが走る大井川鐵道沿いの門出駅近くにできた施設で、クラフトビールや日本酒も置いてあり、昼から酔いしれることができるそうです。最寄り駅まで徒歩圏内を冒険すると、角打ちの酒屋や駄菓子屋もあって楽しめます。

静岡クラフトビアマップ

全三回にわたりお届けした、「静岡クラフトビール協同組合」設立記念インタビューいかがでしたでしょうか?
コロナ禍でビールイベント開催は行えていませんが、組合ではモルト粕の再利用に向けてのアクションがはじまっている様子なので、今後の静岡県のクラフトビールシーンにぜひご注目ください。

 

リンク
静岡クラフトビール協同組合発足レポvol.1 https://www.jbja.jp/archives/36225
静岡クラフトビール協同組合発足レポvol.2 https://www.jbja.jp/archives/36366

静岡クラフトビアマップ https://www.instagram.com/shizuokacraftbeermap/
Mt.Fuji Brewing https://mt-fuji.beer/

 

Mt.Fuji Brewing静岡クラフトビアマップ静岡クラフトビール協同組合

※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

(一社)日本ビアジャーナリスト協会 発信メディア一覧

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この記事を書いたひと

ジャンク板村

ビアジャーナリスト

静岡県在住、広末・松坂世代の髭眼鏡ビアライター。

海外を旅して飲んだビールは数知れず。
アウトドアやフェスで飲む太陽の下でのビールが何よりの好物。
舌は大雑把だが、味以外の魅力を伝える記事と写真で
美味しくビールを傾ける。

好きなビール映画は「ショーシャンクの空に」
好きなビールソングは「夜の盗賊団/ブルーハーツ」

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