【レビュー】工場つくりたてのおいしさが届く「キリン ホームタップ」を試してみた!
工場つくりたてのおいしさが届くと話題の「キリン ホームタップ」。
実際に使い心地やおいしさを実体験してみました!
■ 操作いらず!電源入れてセットするだけのお手軽感
「キリン ホームタップ」はキリンビール株式会社が展開する、“工場つくりたてのビールのおいしさをいち早くお届けする”をテーマにした定期配送サービス。
ビールの品質を劣化させる要因の一つである「酸素」の透過を防ぐ、独自の特殊コーティング技術(特許取得済)を搭載した専用ペットボトル入りのビールが月2回の定期配送で届き、その味わいを専用のビアサーバーで楽しむことができます。
早速開封!まず、サイズ感はこんな感じ。
カラーボックスの上にも置けちゃう大きさでした。ビアサーバーと聞くとごつくて重たい印象がありますが、見た目も丸みを帯びたスタイリッシュかつシンプルな形状。部屋で浮くこともなく、重さも炊飯器程なので持ち運びも全く苦ではありません。
電源コードも本体横の扉に内蔵されていて、移動や仕舞う際にはかさばりません。コードを差して、スイッチをONすることで、本体の冷却部が稼働してビールが保冷されます。コードの届く範囲であれば、テラスに持ち運んで一杯、なんて使い方も今の時期は良いですね。
早速使ってみましょう!使用手順は以下の通り。
- ガスホルダーを取り出し、付属のガスカートリッジを接続する。
- ビールのキャップを開け、ビアラインキャップチューブとビアラインストローを接続する。
- それぞれ本体にはめ込み、各チューブを接続、ふたを閉めたら準備完了です。
たったこれだけ。一度説明書を見れば理解することができました。
尚、ビアサーバーの内側の冷却部はあくまで保冷目的なので、冷蔵庫で一度ビールを冷やしておく必要があります。
■ 生き生きとした工場つくりたてのおいしさが届く!
いざ、注いでみましょう!
レバーを手前に引けば液体が、奥に倒せば泡が出るのは業務用サーバーと一緒ですね。粒子の細かい、非常にクリーミーな泡。これもビアサーバーの醍醐味です!
今回は「一番搾りプレミアム」「SPRING VALLEY on the cloud」「SPRING VALLEY 豊潤<496>」の3液種の味わいを試してみました。ギフトや一部のお店でしか味わえなかった一番搾りの最上位ブランド「一番搾りプレミアム」が定番ビールになっています。その他の銘柄も合わせて月毎に3-4種選べることも嬉しい点です。
●一番搾りプレミアム
IBUKIホップの木々や優しいグリーンやシトラス、フローラルな香りに、甘やかなトーストのようなモルトのアロマ。
口に含めば甘味の中にも苦味を感じ、上記のモルト、ホップの芳醇なフレーバーが心地よく広がる。全体の味わいのバランスが良いですね。
●SPRING VALLEY on the cloud
柔らかな小麦の香り。レモンや柚子皮、マスカットを嗅いでいるような、凛とした香りが優しく香ります。
柑橘を彷彿とさせる優しい苦味。フルーティさがくどくない程度に香り、お料理も邪魔せず飲めるノンストレスな味わい。仕事上がりにリラックスしたい時に。
●SPRING VALLEY 豊潤<496>
甘やかなトースト香に、木々やシトラス、フローラルなホップアロマが心地よく混じります。モルトとホップのフレーバーが融合し、甘みと苦味もクリーンかつ程よく強め。総じてハーブティーや紅茶のような香ばしく華やかな香りが口内に漂います。
うん、美味い!!!
どれにも共通して言えるのは、圧倒的な喉ごしのきれいさ、雑味のなさです。
ビールは「高温・酸素・光」にさらされることで次第に劣化し、ホップの香りや苦味の減退、渋みやオフフレーバー(強すぎるとビールの香味を損なう成分)などが発生してきます。それらが全く見受けられません。麦やホップなどの香りも本当に生き生きしています。本当にすごい…。
1本1Lサイズ、グラス(330ml)で約3杯分の計算になります。1人でもまたは複数人でシェアしても楽しみ、飲み切れる量も嬉しいですね!!
後片付けもシンプル。
電源を切り、ガスカートリッジなどの接続を外し、ビールラインを洗浄しておしまい。空のペットボトルやガスカートリッジなどはそれぞれ家庭ごみとして処分できます。
基本料金(3,190円(税込)/月)込みで、4L・8,250円~(税込)/月と8L・12,430円~(税込)/月の2種類のコースがあります。
基本料金にはビール配送料やビールサーバー備品一式の金額はもちろん、ガスカートリッジなどの消耗備品類は注文数に応じて定期的に送付されるため、常に清潔なものを使用でき、別注文する億劫さもありません。
結論は、、「大満足」の一言!!
「工場つくりたてのおいしさ」がこんなに手ごろで届くなら、ぜひ続けてみたいと感じた筆者でした!
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。