ビールに合う簡単料理レシピその①:「チーズを抱いたエビのポアレ」
ビールに合う簡単料理レシピ第1回「チーズを抱いたエビのポアレ」
多くの日本人は「ビールに合う料理」といえば、「ピリ辛、脂っこい、塩辛い」といったものを連想するようです。
しかし、本当にそれだけが「ビールに合う料理」なんでしょうか?
ビールにはたくさんのスタイル(種類)があり、それぞれのビールに合う料理は多種多彩なのです。
そんな、「ビールと料理の組み合わせ」を「ペアリング」と呼び、ヨーロッパやアメリカでは多くの人々が様々なパブやレストラン、そして家庭で楽しんでいます。
美味しいビールは、合わせる料理によって一段とその魅力が増していくのです。
本コラムでは、回を分けて「ビールに合う料理」レシピを紹介していこうと思います。
第1回目はチーズとエビのポアレです。
ポアレは、小麦粉をつけずに焼く料理法の総称です。(小麦粉をつけて焼くと“ムニエル“と呼びます)
よーするに、「エビのチーズ焼き」です。
材料
エビ 3~4尾×人数分
チーズ 1cm角程度のものをエビの数だけ
塩 適量
こしょう、ハーブ類 適宜
爪楊枝 エビの数と同じ本数
作り方
・エビは大きさにもよりますが1人3~4尾程度用意します。
・頭、脚と殻と尾を取っあたと背中を開いて背ワタを取ります。
・エビに軽く塩を振ります。あとでチーズも加わりますから、塩は控えめで良いでしょう。
・チーズ(ゴーダチーズやチェダーチーズがお薦めですが、一般的なプロセスチーズでも充分美味しいです)をサイコロ状に切って、エビの脚側に挟み(エビがチーズを懐に抱いた感じですね)、爪楊枝を刺して固定します。
・フライパンに薄く油をひいて、エビを焼いていきます。
・エビが不透明になりチーズが溶けてカリッとしたら出来上がりです。
・皿に盛り付け、こしょうやタイム、タラゴン、ディルなどのスパイス&ハーブをふります。
この料理はホップの効いたペールエールやIPA、ロースト感のあるドライ・スタウトやポーターなどと合います。
また、ベルジャンスタイル・ストロングエール、トリプルとも相性が良いですね。
簡単に出来、ちょっとしたおつまみに最適です。
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