ホットビール
先週クリスマスビールについて書きましたが、この時期に忘れてはいけないのがこちらも冬季限定のホットビール。
ドイツやフランスなどで飲まれるグリューワイン(Glühwein)のビール版で、わかりやすく言えばお燗するビール。
ベルギーではクリスマスマーケット(写真はティママンの屋台にて)などで一杯ずつ提供しており、屋外で冷え切った体を温めてくれます。
日本で飲むことのできるホットビールといえば、リーフマンス グリュークリーク。
リーフマンス醸造所は2007年末に倒産してしまったためしばらく入荷がありませんでしたが、現在はデュベル・モルトガット社の傘下に入り、再び日本にも入ってくるようになりました。
グリュークリークは、煮沸時にアニス、シナモン、クローヴの3種類のスパイスを投入し、その後スタンダードのクリークとブレンドして造られます。
飲用温度は50~60℃が最適。(70℃くらいでもOK~日本酒で言うところの熱燗から飛び切り燗)
グリューワインによくあるような甘過ぎの感が無く、心地よい酸味があって飲み飽きしません。
後味もバランスよく長く続きます。
温度の低い時にはスパイスのシャープな香りが際立っていますが、温度が高くなるにつれスパイスとクリークの香りがバランスよくまとまります。
寒い夜には最適のビール。
未体験のかたはこの冬にぜひ一度飲んでみてください。
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