1回限りのベルギービール
目次
はじめに
今回は、世界的に飲まれているのに、日本では1回限りの販売だったベルギービールと、日本では1回限りで間もなく販売終了で購入出来なくなる可能性の高いベルギービールを紹介します。
どのビールもグラスが特徴的です。なお、写真は全て小生が過去に写した写真ですのでご了承願います。
1回限りの販売だったベルギービール
Diabolici
色
濃い白い泡を持つ黄金色のビールです。
味
甘くクリーミーで、柔らかいバターのような本物のクッキーの様でプラムの様な甘酸っぱさがあります。後味はバランスが取れていて、丸みを帯びています。
香り
ややフローラルで、かすかな柑橘系の香りがします。
フードペアリング
チーズ(スパイシー、ブルー、チェダー)、魚介類に良いと思います。
グラスは悪魔の角をイメージしており、角を支えるホルダーが独特の形をしています。
Waterloo
トリプルブロンド
色
ビールは黄金色に富んでいます。非常に細かい泡、濃厚でクリーミーな泡立ちです。
味
麦芽のほのかな甘みがホップの苦みに変わることで、ビールの味わいが引き立ちます。
香り
青リンゴやライムを思わせる様なホップの柑橘系の香りで満たされています。
フードペアリング
肉料理、ポテト料理、鶏肉等に良いと思います。
ダブルダーク
色
赤みがかった茶色で、クリーミーで持続性のある泡立ち。
香り
非常に複雑で、強力で、古い木と腐植の樹木が茂った側面を持つフルボディです。
バランスが取れていて心地よいキャラメルの様な感じが後から残ります。
味
まろやかな口当たりとローストしたモルトは、コーヒーに糖蜜とカラメルバターを入れたような感じかします。そして、最後にフルーツのピューレの味がします。フレッシュで色が濃く、非常に飲みやすいビールで、個性が十分に表れています。
フードペアリング
ブルーチーズやチョコレートやデザートに良いと思います。
グラスは陶器でできています。
ambiorix
色
ややオレンジがかった濃茶色です。
香り
ベルギーの濃色ビールによくあるレーズンなどのドライフルーツ系のアロマではなく、カラメルやフレッシュ系フルーツのアロマが混ざったような香りがします。
味
飲んでもフレッシュなフレーバーが感じられ、カラメルのような甘味と穏やかな酸味があり、後味にはホップの苦味が柔らかに残るります。
コクはあるが、きついアルコール感もなく色やアルコール度数の割には飲みやすいと思います。。
フードペアリング
肉料理、チョコレート等に良いと思います。
グラスの支えの部分が曲がっています。これは、デリリュムのグラス(像の鼻)ににています。また、グラスのペイントも斬新です。
1回限りで間もなく販売終了のベルギービール
テットゥ ド モール
色
透き通ったゴールドです。
香り
コリアンダーの香りに加えて、柔らかなレモンのような爽やかで優しい香りです。
味
爽やかで飲みやすい上に、深い味わいも感じられます。
フードペアリング
海鮮料理に良いと思います。
グラスはジョッキですが頭蓋骨の形をしています。
なお、このビールは、2022年8月31日迄の販売予定です。(賞味期限の為)
楽天
追記
9月1日時点で すがや魅惑の麦酒でもビール及びグラス購入できます。
さいごに
当初は1回限りの販売とされていた「デュベル666」は当初モルトガット醸造所150年の節目で造られた限定ビールですが、売れ行きが好調のため、定番商品となりました。この様に売れ行きによって限定ビールが定番化する一方、トラピストビール「ウェストフレテレン」の様に過去に1回入荷されましたが、その後様々な理由により日本では飲む事が出来ないビールも多数あります。もし、お店で限定ビールとされた場合、再入荷されない可能性がありますので是非お試し下さい。また、日本で飲む事は難しいですが、現地では手軽に飲む事が出来ますので、もし、ベルギーに旅行の際にはお試しください。
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。