10月1日よりビール値上げ。これから可能な対策は?
かねてより大手ビール会社各社から発表のとおり、10月1日よりビール類等の生産者価格が改定されます。
スーパーなどでも駆け込み需要を狙ったPOPが目立つようになってきました。
これから可能な対策としてどんなものがあるか、考えてみました。
値上げ前のまとめ買い
日頃飲む銘柄が決まっている方にとっては、一番順当な方法ではないでしょうか。
一般的なビールの賞味期限としては製造から9ヵ月とされていることが多いようなので、来年6月分までは買い置きできると考えられます。ただしそれだけの量を置けるスペースが必要となります。適切な保管場所(冷暗所)でないと劣化してしまい本末転倒となってしまうのでご注意ください。
また、たくさんあるからといって飲むペースが早まりがちなので気をつけましょう。
アウトレット商品購入
賞味期限が近い、贈答用で季節を外れた、などの理由で割安な価格に設定されたビールが存在します。
生産者の方々にとって安売りされるのはもちろん好ましくないと思いますが、消費者としてはこのような形の購入で、フードロス削減に寄与できたり、サポートの一環となったりという面もあるのではと考えます。
私たちも安さだけを追い求めるのではなく、今後とも生産者の方々に美味しいビールを造り続けていただくために、安くなっている理由をよく吟味したうえで機会を活用したいですね。
ふるさと納税活用
全国のクラフトビールなどをお得に飲みたい!という方にはふるさと納税がおすすめです。
ふるさと納税って何?
「納税」という言葉がついているふるさと納税。
実際には、都道府県、市区町村への「寄附」です。
一般的に自治体に寄附をした場合には、確定申告を行うことで、その寄附金額の一部が所得税及び住民税から控除されます。ですが、ふるさと納税では原則として自己負担額の2,000円を除いた全額が控除の対象となります。総務省ふるさと納税ポータルサイト
自分の納税額が控除の上限となりますのでご注意ください。自治体をサポートしたい!というお気持ちからであればよいのですが、自分の控除上限額以上の申し込みは自己負担額が増えてお得とは言えなくなってしまいます。
また、このようなこともありますのでご注意を。
ポイントと返礼品のダブルでお得になるサイトも増えてきました。自分が普段利用しているポイントがもらえるサイトがあれば、まずはそこでチャレンジしてみるのがよいのではないかと思います。
あるいはサイトによって取り扱いの返礼品が異なる場合がありますので、こだわりのある方はいくつかのサイトを比較してみてはいかがでしょうか。
楽天ふるさと納税
https://event.rakuten.co.jp/furusato/
ふるなび
https://furunavi.jp/?rid=bc502c6b536c60f78e4622b6
ふるさとチョイス
それではみなさま、よきビールライフをお過ごしください!
<参考:各社ニュースリリース>
アサヒビール株式会社ニュースリリース
2022年4月26日
「ビール類・RTD・その他樽詰酒類・ノンアルコール飲料・国産ウイスキーの価格改定について」
https://www.asahibeer.co.jp/news/2022/0426.html
キリンビール株式会社ニュースリリース
2022年5月25日
「ビール類・RTD・その他樽詰商品・ノンアルコール飲料・輸入洋酒 一部商品の価格改定について」
https://www.kirinholdings.com/jp/newsroom/release/2022/0525_01.html
サントリーグループニュースリリース
2022年5月26日
「ビール類・RTD・ノンアルコール飲料等の価格改定について」
https://www.suntory.co.jp/news/article/14162.html
オリオンビール株式会社ニュースリリース
2022年6月1日
「ビール類・RTD・ビールテイスト飲料商品の価格改定について」
https://www.orionbeer.co.jp/utility/history/h2022/0601.html
サッポロビール株式会社ニュースリリース
2022年6月2日
「ビール類・酒類テイスト飲料・RTD・その他樽詰商品の価格改定について」
https://www.sapporobeer.jp/news_release/0000014953/
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