サントリービアボール「これおいしい!」アレで割って驚いた!【JBJAChannel】
ビールに愛された皆さまへ。
今日公開のJBJAChannelは、2022年11月15日よりサントリーより発売された「サントリービアボール」の試飲です。
目次
サントリービアボールとは
日本初の炭酸水で割って飲むことを推奨する自由なビールです!
2022年7月5日より、一部の料飲店で先行発売、そして10月4日より業務用中瓶、11月15日には家庭用小瓶が全国発売になりました。
炭酸で割るよりロックが好き?
専用グラスにたっぷり氷を入れて、グラスの印の通りに炭酸水を入れてビアボールを割ると、「うすめ」(アルコール度数2%前後)「おすすめ」(同5%)という風に作ることができます。
氷と炭酸水で濃度を自分で調節できるという画期的な「ビール」ですが、
「もっと濃くして、いっそそのまま飲んでみたい!」というビールファンも中にはいますね。
そこでロックにして飲んでみると、
「ハイアル感がたまらない」「味わいがしっかりしている」「ただ濃いだけじゃなくて、おいしいビールとして完成している」
と絶賛されます。
こんな風に飲み方を色々と変えられるビールなんて、今までに考えられませんでした。本当に「楽しめる」ビールなのです。
アレで割ったら・・・更に絶品に!
もったいぶらずに、すぐに答えを明かしますと、それは「アップルタイザー」という微炭酸のリンゴジュースです。
16%のロックしか勝たんと思ったのに
ハイアル好きなジェーンさんは、氷に直接16%のビアボールを注いだ「ロック」での飲み方をいたく気に入ってしましたが、
このアップルタイザー割りを試してもらったところ、
「味に厚みが増す!」
「ロックで飲む方が薄く感じるぐらい」
「直接飲むより、健康にはいいかも」
と大絶賛。
そう、リンゴジュースを加えることで糖質が増し、それによって味わいに奥行きと厚みが出て、ボディ感も生まれます。
「まるで我々のボディのように!」(それは余計です)
アップルタイザーとは
南アフリカ生まれの世界中で親しまれている果汁100%のプレミアム スパークリングジュース。
砂糖・甘味料、保存料不使用。磨き上げたクリアな果汁を微炭酸で仕上げた、贅沢な味わいをお楽しみください。
砂糖や甘味料、それに保存料も無いという、健康志向の高い方々にも支持される、プレミアムスパークリングジュース。
ちょっとお高いスーパーなどで見かける商品でしたが、庶民的なお店にも置かれることがあるアップルタイザー。是非、見かけたらビアボールと合わせてお手に取って頂きたいです!
それにしても、日常ビールのことばかり目を向けてしまっていたのですが、ジュースにも素晴らしい商品が沢山あるんですね。しかも、あちこちのスーパーなどで見かけていたこの商品が、南アフリカの会社のものとは知りませんでした。
アップルタイザーの歴史
開発者のエドモンド・ロンバルディは1898年生まれ。フランスからイギリスに渡り、イギリス軍での兵役を経たのち、イギリス人妻と共にオーストラリアへ移住するために船に乗りますが、数日間寄港した南アフリカに素晴らしい土地を見つけ、そこに定住します。
1936 年に 38 歳で南アフリカに入植し、エルギン・バレーでリンゴ農園の収支がまかなえるまでの間、砕石やレンガの会社を友人と共同で営み、その後、リンゴ農園の経営を担います。
ロンバルディは、自分で賄いきれないところにすぐに気づき、しっかりと補佐できる有能なスタッフを雇って、経営に必要なチームを作る能力に長けていました。彼自身は高等教育は受けていませんが、果樹園の栽培法についてアメリカなどから学びを得て研究を進め、ロンバルディの栽培法は南アフリカのリンゴ栽培に大きな影響を与えます。そしてリンゴ農園の経営が順調となり黒字化しますが、1960年代になると各地との競争の激化がはじまります。そして品質管理ではねられた、B級品のリンゴを使った二次生産物の開発を進める必要がありました。
1962 年、ロンバルディは世界を歩き、リンゴを使った商品が何かないか(たとえばアップルソースなど)探して回っていた時、スイスでまるでシャンパンのように澄んだリンゴジュースに出会います。リンゴ加工の、ジュースの開発の第一人者ともいえる大学の研究者やマーケティングの識者など、多くの力を借りて(農場経営のときにしたように)ロンバルディは素晴らしいチームを作り、2年後にはエルギンで出るB級作物3000トンを加工するための工場が出来上がります。しかし、更に新しい工場が作られ続け、その後、世界中にその名をとどろかせる「アップルタイザー」は世界に送り出されるのです。国内のみならず、1968年からはヨーロッパやアジア(香港など)に、そして1969年には日本にもアップルタイザーは輸出されます。
アップルタイザーが売り出された1965年、ロンバルディは67歳です。素晴らしいバイタリティですよね。
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