今年のBICYCLE COFFEE TOKYOとのコラボビールは「Off Trail」シリーズから!「Off Trail Ghost in the Beans」2023年3月6日(月)出荷開始
2017年から続いているFar Yeast BrewingとBICYCLE COFFEE TOKYOとのコラボビール。2023年も「Off Trail Ghost in the Beans」として発売が決定しました!
今年はビール酵母以外の微生物を活かしたユニークなビールを造るブランド「Off Trail」から。お互いに新たな手法に挑戦したプロダクトとなっています。
BICYCLE COFFEE TOKYOとは?
2009年サンフランシスコ ベイエリアで創業した自然派ロースタリー。「We roast quality coffee grown by sustainable farms and deliver it by bicycle」をコンセプトに、フェアトレードされた最高品質のサステイナブルコーヒーを自家焙煎し、自転車で取引先にデリバリーしているロースタリーです。日本では2013年から東京支部としてBICYCLE COFFEE TOKYOをオープン。日々フレッシュなコーヒーを販売しています。
ウェブサイトはこちら BICYCLE COFFEE TOKYO
幽霊のように見え隠れするコーヒーのキャラクター
コーヒービールと言うとポーターやスタウトといった黒いビールが多い中、もっと別のスタイルでコーヒーの可能性を追求したいという想いから今回のプロジェクトはスタートしました。
今回は、最高級品種のコーヒー豆「ゲイシャ」を使用してBICYCLE COFFEE TOKYOとして初めてバレルエイジドビーンズに挑戦しています。
「ゲイシャ」は、2022年のコラボビール「Far Yeast Bicycle Geisha Golden Ale」でも使った世界的にも希少で注目度が高いスペシャルティコーヒーの1つです。その豆を、Far Yeast Brewingの蒸留プロジェクト「Off Trail – Azeotrope」でスピリッツ熟成に使用した赤ワイン樽で熟成しています。
「Off Trail Ghost in the Beans」の準備は2022年初夏からスタート。コーヒー豆を3ヶ月間樽熟成し、イチゴやバニラ、キャラメルのような芳醇な香りを纏ったバレルエイジドビーンズを生み出すことに成功したと言います。さらに複数の品種・焙煎度合でブレンドしたコーヒー豆をさまざまな割合でビールに漬け込み、テイスティングを重ねることでオリジナルブレンドを完成させました。
Far Yeast Brewing側では、コーヒーのフルーティーな味わいを引き出すために、ベースビールとして100%野生酵母のブレタノマイセス酵母で発酵させたペールエールを使用。「Off Trail」プロジェクトとしては初めて樽熟成ではないプロダクトとなります。
香りはコーヒー豆からの焙煎香、バニラ、キャラメル、ブランデー香を、トロピカルフルーツやファンキーさがしっかり支えていると言い、フレーバーは思いがけず軽く、柑橘やチェリーを思わせるドライで心地よい酸味、そして絶妙にブレンドされたコーヒーのプロファイルが、まるで捉えどころのないゴーストのように味わいの中に見え隠れすると言うことです。その特徴から樽熟成ビールではないのに、まるで樽熟成のような複雑なフレーバーをコーヒー豆で表現していることから “Ghost in the Beans(豆に潜むゴースト)”と名付けられました。
様々な形でコーヒービールの可能性をみせてくれるBICYCLE COFFEE TOKYOとのコラボビール。今までにない形で表現した「Off Trail Ghost in the Beans」。公式オンラインストアでは2月28日(火)12:00より販売を開始しています。また酒販店へは3月6日(月)より出荷開始となります。ぜひ味わってみてほしいと思います。
Off Trail Ghost in the Beans商品概要
品目:ビール
原材料:麦芽(英国製造、ドイツ製造)、ホップ、糖類、コーヒー
スタイル : Brett Pale Ale with Coffee
アルコール分:5.5%
出荷開始日:3月6日(月)
希望小売価格:オープン価格
内容量:350ml 缶
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。