Yotei Brewing ビールを飲んでみた(前編)
はじめに
Yotei Brewing は2021年にニセコ町に誕生したブルワリーです。
ニセコ町は羊蹄山の麓にある町で北海道で有数の温泉やスキー場のある所です。また、羊蹄山やニセコ連邦からの湧き水がいたるところで湧き出ています。羊蹄山を囲んでニセコ町、倶知安町、蘭越町、京極町、真狩村を羊蹄地区と言います。
さて、倶知安町とニセコ町の人口は合わせて約2万人ですが、この中にブルワリーが4カ所あります。
以前からあったブルワリーはニセコビール(ニセコ町)ですが、その後2020年にルピシアビール(倶知安町)、2021年にBLACK FOX BEER(俱知安町)とYotei Brewing (ニセコ町)がオープンしました。
特に倶知安町の比羅夫(ヒラフ)地区(温泉やスキー場があります)はオーストラリア人が別荘地として最近目覚ましく発展しており、冬場(南半球のオーストラリアは夏です。)スキー(ニセコのスキー場は山頂で4つのスキー場と繋がっているため、色々なコースを楽しめます。)をしにバカンスを過ごしに来ます。そのため、街並みも西洋風の建物や別荘が多い所です。そのため、倶知安町内(北海道の出張所があり羊蹄地区では一番大きな町です。)のスーパーにはオーストラリア人向けの食材や数多くのビールが売られています。
さて、今回、ニセコ道の駅(情報プラザ)で購入したYotei Brewingで造られたビール6種類の内3種類づつ前編と後編で紹介したいと思います。今回は、CTLYSTとLDGLN とEXPDTNを紹介します。
Yotei Brewing ビール
CTLYST ビール
このビールはアメリカンペールエールと缶に記載されています。麦芽はイギリス製造でアメリカ産のホップを使用しています。
フルーティーな香りがあります。苦みはさほど強くありませんが香と苦みのバランスが良いビールです。アルコールも5%と高くないため飲みやすいビールになっています。
LDGLN ビール
このビールはシトラホップだけを使用して醸造されたインディア・ペール・エールです。麦芽はイギリス製造です。シトラホップは、ベルギービールのデュベルトリプルホップシトラにも使用されているホップで柑橘系のフルーティーの香がするホップです。このホップだけのIPAなので、苦みはさほど感じませんが、柑橘系の強い香りが特徴です。
EXPDTN ビール
このビールは、トロピカルフルーツの香りと、しっとりとした舌触りが特徴のヘイジーIPAです。今回紹介する3種のビールの中でIBUが最も高いビールです。しかし、苦味が抑えられているため、苦みに苦手な人でも飲める味に仕上がっています。初めてヘイジーIPAを飲む人でも楽しめるビールだと思います。
さいごに
今回は、CTLYSTとLDGLN とEXPDTNを紹介しましたが、次回はGLMMRとSWRLとHNTRLNDの3種を紹介します。
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参考及び引用文献
Yotei Brewing
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