海外のビール審査会で高い評価を受けている「Off Trail Kriek in the Barrel」が今年も発売決定
Far Yeast Brewingがオレゴン州ポートランドのブルワリーCulmination Brewingとコラボレーションしている「Off Traill Kriek in the Barrel」。2023年も5月30日(火)に発売します。
目次
海外のビール審査会でも高評価の「Kriek in the Barrel」
2019年から発売している『Kriek in the Barrel』は、これまで海外のビール審査会で賞を受賞する評価の高いシリーズです。
【過去の受賞歴】
Asia Beer Championship 2019 銅賞
Asia Beer Championship 2021 金賞
European Beer Star2021 銀賞
International Beer Cup 2022 銅賞
4回目の醸造となる「Off Trail Kriek in the Barrel 2023」は、昨冬の大寒波の影響で、ブルワリーの発酵タンクの温度が上がらず発酵に時間を要したため、4ヶ月遅れての登場となります。
深みと複雑味のあるバレルエイジドサワーエールに
「Kriek in the Barrel」は、ベルギーの自然発酵ビールのランビックにチェリーを加えたフルーツサワーエール「クリーク」にインスピレーションを受けつつ製法にオリジナリティを加えたものです。
今回は、ケトルサワリングによる乳酸発酵に加えて、ブレタンマイセス系の酵母を使用。オークで12ヶ月熟成させたレッドエールをメインに、さらに赤ワインで22ヶ月もの間熟成したサワーポーターをブレンドしています。
過去作よりも深みと複雑さが増したベースビールに、チェリーを漬け込んだバレルエイジドサワーエールです。
赤ワインビネガーや新鮮なレッドチェリー、バラのアロマに、穏やかなチェリーの酸味と
バレルエイジドならではのファンキーなフレーバーが重なり、後味はドライでフルーティーと言います。
ライトボディながら果実味豊かな味わいは、ステーキやマッシュルーム、グリルチキンとのペアリングによりさらに引き立つということです。
テイスティング&ペアリングチャレンジ
色は、濃厚な葡萄ジュースを思わせるような濃い紫色。グラスに口を近づけると、しっかりした酸味とほのかな甘味のある香りが上がってきます。口に含むと酸味が広がり、後から葡萄やチェリーをイメージさせるフレーバーを感じることができました。後味にある酸味は軽やかでスーッと引いていきます。
今回、食事は相性が良いとあったグリルチキン、スイーツは麩菓子を合わせてみました。
グリルチキンは、鶏肉の脂がビールの酸味をマイルドにしてくれる調和するペアリングでした。お互いの味を邪魔しないので食が進む組み合わせです。
麩菓子は、黒糖の甘さがビールの酸味を和らげてくれて飲みやすくなりました。甘味と酸味が調和するペアリングです。お菓子と合わせる場合は、甘味が強いとバランスがとれそうです。
海外のビール審査会での高評価を得て、「Off Trail」ブランドの代表作となった「Kriek in the Barrel」。これからも冬のシーズナル商品としてリリースする予定です。
賞味期限も長く設定されており、数本購入して変化を楽しむこともできます。樽熟成とブレンド要素が味わえる「喉越し」だけではないビールの魅力を感じてみてはいかがでしょうか。
Off Trail Kriek in the Barrel 2023 商品概要
品目:発泡酒
原材料:麦芽(外国製造)、チェリー、糖類、ホップ、スパイス
アルコール度:7.0%
ビアスタイル: Barrel Aged Sour Ale with Cherries
内容量:330ml瓶、750ml瓶
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。