『ベルギービール大全』の撮影ー2
またまた曜日を間違えて更新が1日遅れてしまいました。。。
『ベルギービール大全』
ボトル150本と、注いだグラス150個、計300カットを
スタジオではなく事務所という悪条件下において2日で撮りきるにあたり、
瓶の水滴については、冷蔵庫からすぐ出すという対策でクリアできたのですが
苦労したのは、泡と色。
泡については想像できると思いますが
セッティングしているうちにすぐに減ってしまいますね。
だから、マドラーでかき混ぜて、適性の厚みにしているのです。
そしてこの最適な厚みに仕上げていただく作業はプロにやっていただこうと、
「ブラッセルズ」の滝沢健二さんにお願いしました。
感謝感謝です。
そして色についてはピンと来ないかもしれませんが
普通に撮影しても、肉眼で見ている色になるとは限らないのです。
ゴールド、茶色、赤など、濃さも色相もそのままにならない。
なので、薄い場合は他の濃い色合いのビールを空けて交ぜたり
濃ければ水を足したり、色味が違えば近い色味のビールを足したりして
調整しています。
昔ならポラロイドを1枚ずつ撮るという大変な作業になるところでしたが
今はデジタルなので簡単です。
1本1本色をチェックしながら撮っていったのです。
次回は、かっちりと計算して撮った表紙のことを。
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