伝統的なビアスタイルにFar Yeast Brewingらしいアレンジを加えた「Far Yeast Radler」限定発売中
Far Yeast Brewingが初めてビールのレモネード割り「ラードラー」に挑戦しました!
目次
ラードラーってなに?
ドイツ語で「自転車乗り」の意味する言葉で、ドイツで主に夏場に飲まれるビールのレモネード割りのことを言います。
名前の由来は、1922年の南ドイツで猛暑の日にサイクリングロード沿いの酒場でビールが足りなくなり、苦肉の策としてレモネードをブレンドして提供したところ評判となり、夏の風物詩として広まったと言われています。
ケルシュをベースに、Far Yeast Brewingらしくアレンジ
「Far Yeast Radler」は、約100年前に生まれたラードラーを現代の日本の夏の季節に合わせた商品です。
今回は、ホップやモルトの風味を抑えたケルシュをベースに、レモン果汁・レモンピールを麦汁に加えてから発酵させています。
課題だったのが発酵過程で糖分がアルコールに変わってしまうこと。甘味を付けるために天然甘味料の「ステビア」を採用することで自然な甘さが楽しめるように工夫しています。
レモンピールと果汁の心地よい苦味とすっきりとした甘さ、アルコール度数を3.0%に抑えてドライな飲み口が特徴です。
Far Yeast Brewingによると、「猛暑が続く今年の夏、ビアファンはもちろん、普段レモンサワーなどビール以外のドリンクをよく飲む方にも是非おすすめするすっきり爽快な一杯です」という事です。
テイスティング&ペアリングチャレンジ
色は少し黄色味のある金色。どことなくレモンの皮をイメージさせる色合いです。グラスに鼻を近づけるとレモンシロップのような甘く優しい香りが立ち上がってきます。口に含むと最初にレモンの甘いフレーバーが広がっていき、後から酸味と苦味を感じました。ほろ苦さがあるおかげで、後味がさっぱりした印象です。最後に鼻へ抜けていくモルトフレーバーがビールらしさを演出してくれています。
ペアリングは、レモンと相性の良い食材を探しているとタコが多く出てきました。今回は軽く合わせるものとして「タコのマリネ」を選んでみます。一方でお肉料理と合わせてみたかったので、メインとなるおかずとして「餃子と焼売」を試してみます。
タコのマリネ
マリネ液の酸味とオリーブオイルがタコに味がしみ込んで噛むとタコの甘味が楽しめます。食べた後に飲むと、ラードラ―の甘さが少し軽くなる感じで、後味にあるほろ苦さは少し強まる感じでした。
「Far Yeast Radler」は、甘味がしっかりしているので、今回のマリネだと少し味の強さが負けてしまう印象でした。
餃子と焼売
しっかりした味付けの餃子と焼売。餃子では、食べた後にラードラ―を口に含むと、レモンキャンディのような感じになるくらいレモンの甘みがグッと増しました。焼売は、肉の甘味と合わさると苦味が少し強くなり後味がさっぱりします。すっきりするので食が進みました。
個人的には、餃子や焼売のように味付けがしっかりしている料理の方が合わせやすかったです。しっかりした甘さがあるのでスイーツとも合わせやすいと思います。チーズケーキと合わせてみたいです。
ビールイベントで飲める機会があったら、色んなフードと合わせてみるのも楽しそうですね。直近ですと、「中央線ビールフェスティバル2023」「つくばクラフトビアフェスト2023」「地ビールフェスト甲府2023」に出店予定です。見かけたら試してみてください。
「Far Yeast Radler」は、公式オンラインストアや全国のビアバー、飲食店、酒販店で飲んだり購入したりできます。
この暑い夏を爽快に乗り切るお供として冷蔵庫にストックしておくのはどうでしょうか。
Far Yeast Radler商品概要
品目:発泡酒
原材料:麦芽(外国製造)、小麦、レモンピール、レモン果汁、ホップ/甘味料(ステビア)
アルコール度:3.0%
IBU:20
スタイル : Radler
仕様:350ml缶
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。