[コラム]2023.9.7

旅の始まりのビールはJR札幌駅で

はじめに

JR札幌駅構外(JR札幌駅に直結し近隣のホテルや商店街を含み地下歩行空間(JR札幌からすすきの間)を除く)や構内はビール天国です。
構外で言えば駅の地下APIAには「エビスバー」があり、エビスビールのレギュラーや季節限定のエビスビールを飲む事が出来ます。また、APIAから連絡通路を通りセンチュリーロイヤルホテルの地下1階には、ベルギービールの「ポールズ・カフェ」があります。

ポールズ・カフェ

駅の上部は、札幌ステラプレイスになっていて、6階の「ソース06」では道内のクラフトビールがお店の中に入らずとも立ち席で飲む事が出来ます。
8月31日に閉店となったエスタ方向には東急百貨店と直結になっていて地下1階の「グランヴァンセラー」では道内のクラフトビールが冷えた状態で買う事が出来、さらにバーコーナーでは数種類のクラフトビールを飲む事が出来ます。
全てのお店は、駅改札口から10分以内の所にあります。
今回は駅構内について紹介したいと思います。

札幌駅構内

注意点

駅構内に入場の際には切符か入場券(200円・・・2時間迄)を購入する必要があります。以前は駅構内で飲食の際に入場券を会計時に提示すると200円引きで処理して頂いたお店がありましたが現在はありません。
また、JR北海道内で全てのICカードは入場券として使用できませんので券売機で入場券を購入して下さい。
私は小樽迄JRを利用するので切符を購入しています。

小樽行きの切符

個人的には時間があれば200円の入場券を購入するより同じ料金の乗車券で桑園駅(駅近くにスーパー銭湯(温泉))にいくか、苗穂駅(直結でアリオ札幌に行き札幌ビール園でさらにビールを堪能するのも良いと思います。)に行く方法を選びます。

構内で飲む生ビール

ドトールコーヒーショップJR札幌改札内店

トドールコーヒーショップJR札幌改札内店

 

ほろ酔いセット

 

アルコールとおつまみ

 

ドトールコーヒーはサンドにハムやチーズや野菜や焼肉を挟んだパン類とコーヒーやカフェオレや紅茶ソフトドリンク等をメインとした軽食中心のメニューが一般的ですが、JR札幌改札内店では「サッポロクラシック」と「エビスプレミアムブラック」とこの2つの「ハーフ&ハーフ」の3種類が生ビールで提供されます。

エビスプレミアムブラックとミラノサンド

 

ビールを含めたアルコールが1杯310円~390円とリーズナブルな価格になっています。おつまみも「ハムたまごサラダ」や「ポテト」他2種類が190円。「ざんぎ」と「ジャーマンソーセージ」が各290円となっています。さらに、ほろ酔いセット(アルコール好きなの2杯と「えだまめ」と「ジャーマンソーセージ」が付いて900円とかなりお得になっています。もちろん、ビールとホットドックやハムサンドの組み合わせも良いと思います。

 

サッポロクラシックと枝豆

BEER STAND SORACHI

STAND BEER STAND SORACHI

 

ソラチエースの説明

BEER STAND SORACHIは、令和5年9月1日より来年の夏頃迄の期間限定で開催です。
ビールは「サッポロ SORACHI 1984」のみです。アルミの使い捨て容器に入っていて容器は持ち帰り自由です(1人1個まで)。また、2杯目以降同じコップを使う場合100円引きになります。

サッポロ SORACHI 1984

アルミの使い捨て容器ですのでビールは大変冷えていて美味しいと思います。最初の1杯が850円と先の「ドトールコーヒーショップJR札幌改札内店」のほろ酔いセットに近い値段ですが、注文して直ぐ飲める点では時間が限られている旅行者には良いと思います。
さて、おつまみはDO3TABLE より厳選したおつまみです。乾物が中心となっています。
留意点として完全キャッシュレス決済ですので現金は使用できません。

さいごに

私自身JRを利用し札幌迄行く際、行は小樽でスムーズに乗り換えが出来ますが帰りは時間帯によって乗り継ぎが不便な時があり、速めに改札を通ってビールを飲んで待つ楽しみが増えました。
当初は「BEER STAND SORACHI」には列車の関係で次回の札幌に行く際に利用としようと思いましたが、用事が予定より早く終わったため、オープンに間に合いました。
今後もJR札幌構外や構内のビールを堪能していきたいと思ってます。

エビスバーエビスプレミアムブラックグランヴァンセラーサッポロ SORACHI 1984サッポロクラシックソース06ハーフ&ハーフポールズ・カフェ

※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

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この記事を書いたひと

もりあき(モリテツアキ)

ビアジャーナリスト/ベルギービール・プロフェッショナル

1968年1月福島県で生まれ現在北海道余市郡に在住。ロシア人と国際結婚(妻は現在帰化)。
佛教大学卒業後社会福祉士の資格を取り地元の特別養護老人ホームの管理者を行いながら実家の事業の1つである農業を手伝っている。
ビールはベルギービールを飲むのが主で、たまに道内のクラフトビールやエビスビールを飲む。特にベルギービールは専用グラスで飲むようにしている。
現在の活動は、Facebookで北海道ベルギービール愛好会の立ち上げ、道内でベルギービールが飲める飲食店や購入できるお店や自分の飲んだビールの紹介をしている。
又、産物のハネ品(サクランボ等)からビールを作るプロジェクトを2020年立ち上げ、ハネ品(規格外、交配用、完熟、微量な傷等)を対象にビールの副原料として使い数年かけて検証していく。
今後の取り組みとして現在の活動の他、ベルギービール(道内のクラフトビールを含む)の紹介や考察を書いていきたい。
また、2022年11月23日にベルギービールのランビックビールに特化したフェイスブックを立ち上げた。これは、自身の勉強と今後1つのビールスタイルに愛着を持つ者同士のグループができるとの予測から取り組んでみたいと感じたからである。

北海道ベルギービール愛好会
https://www.facebook.com/groups/1586818794929083
ランビック愛好会
https://www.facebook.com/groups/672595961169437

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