ベルギービールの新製品を飲んでみた。(その7)
はじめに
今回は、ベルギービールJapanで購入したクリスマスビール2種類を紹介します。
1つは、「ベルギービールの新製品を飲んでみた。(その1) 」の醸造所である「ヘドニス醸造所」 から「Go With The Snow(ゴー・ウィズ・ザ・スノー)」です。
2つは、「1回限りのベルギービール」で紹介した「テットゥ ド モール」シリーズの「テットゥ・ド・モール クリスマス」です。
クリスマスビール
クリスマスビールとは、クリスマスまたは冬季限定で特別に仕込むビールで、 通常のものとは違って、ホップ以外にクローブ、シナモン、リコリスなど様々なスパイスを使い、長期保存できるように工夫しており、クリスマスからお正月にかけて飲むために造られる、ビールです。
ただ、面白いことにベルギーから日本まで船便(冷蔵コンテナ)で運ばれてきます。船旅(関税を含め)で約3ヶ月、ビール造りに約1ヶ月かかるとして発注は約半年前にします。つまり、今入荷しているクリスマスビールは6月に発注し、9月には出荷されている計算になります。
しかし、ベルギービールの大多数は瓶内で2次発酵をするので丁度良い飲み頃になっています。
どちらも、アルコール度数が8%以上と高めになっています。
Go With The Snow(ゴー・ウィズ・ザ・スノー)
「Go With The Snow」という名前は、「Go With The Flow(流れに身を任せる)」という言葉に由来しています。冬、そして雪に敬意を表してこの言葉から派生したものそれがGo With The Snowとなった理由です。
色は、にごりのある濃いめの茶色です。
香りは、はちみつ、カラメルのような甘さを感じさせる香り、干したぶどうのようなフルーティーな香り、ハーブのようなスパイシーな香りもあります。
味は、はちみつなフレーバーをともなった、甘み、酸味が広がりすぐに強い苦味が感じ、その後、どっしりとしたアルコールを感じます。
テットゥ・ド・モール クリスマス
色は、ブラウンです。
香りは、コリアンダーやキャラメルの香りが広がります。
味は、しっかりとしたパンチがあり、チェリーとレーズンのフルーティーなフレーバーが加わり、更にチョコレートや砂糖のような甘さが加わり、後味は更に豊かなものとなります。
さいごに
ベルギービールの新製品を飲んでみた。(その8) は、ランビックビール2種類を紹介します。
参考文献及び引用サイト
ベルギービールJapan
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