【季節のお菓子とビールで愉しむ】3月 アイリッシュスフレチーズケーキ
ビール好きの皆さま、セント・パトリックス・デーをご存知ですか?
3月17日はアイルランドにキリスト教を広めた聖パトリックの命日と言われ、アイルランドでは祝日となっています。
日本でも1992年に「セントパトリックスデーパレード東京」が行われて以来、さまざまな関連イベントが実施されてきました。シンボルカラーである緑色を身につける習わしです。
アイルランドのベイリーズ・オリジナル・アイリッシュ・クリーム(リキュール)を使ったスフレチーズケーキをご紹介します。
ビールとのペアリングもお楽しみに。
目次
3月のお菓子:アイリッシュスフレチーズケーキ
アイリッシュスフレチーズケーキとは
ビール好きの皆さまは、アイルランドと言えば「ギネス!」と思われるかもしれませんが、乳製品も特産品の国です。
ベイリーズ・オリジナル・アイリッシュ・クリーム(以下ベイリーズと略します)も、乳製品であるフレッシュクリームとアイリッシュウィスキーに、バニラとカカオの香りを加えた濃厚なクリームリキュールなのです。
アイルランドでそう呼ばれるかは定かではありませんが、日本ではベイリーズを加えたチーズケーキがアイリッシュチーズケーキと呼ばれているようです。
レシピを調べるとレアチーズケーキが多く見られますが、今回はスフレチーズケーキにしてみます。ふわふわと、いくつでもぺろっと食べられそうな軽さですよ。
材料 マフィン型12個分
クリームチーズ200g、生クリーム100g、卵3個、砂糖60g、小麦粉30g、ベイリーズ50ml
作り方
- クリームチーズは冷蔵庫から出してあらかじめ柔らかくしておく。
- 生クリームを角が立つまで泡立てる。
- 1のボウルにベイリーズ、溶いた卵黄、砂糖、クリームチーズを入れ、都度泡立て器で混ぜる。
- 滑らかになったらふるった小麦粉を加え、さらに泡立て器で混ぜる。
- 別のボウルで卵白を角が立つまで泡立てる。
- 4のボウルに泡立てた卵白を加え、泡を潰さないようさらに混ぜる。
- 敷紙を敷いたマフィン型に6の生地を注ぎ分ける。
- 予熱しておいた180度のオーブンで30分ほど焼く。串を刺しても生地がついてこなければ焼き上がり。オーブンの扉を閉めて粗熱が取れるのを待つ。
扉を開けたままにしておくと、ペしゃーんと潰れてしまうので注意。 - できあがり。
ペアリング
今回はセント・パトリック・デーのシンボルでもある緑のビールと、やはり外せないギネススタウトと合わせてみました。
網走ビール 知床ドラフト
1本目は網走ビールの知床ドラフトです。
色は透明感のある爽やかなグリーン。
セント・パトリックス・デーのシンボルカラーである緑色のビールを考えた際、抹茶系ビールも浮かんだのですが、抹茶は今回のベイリーズにカカオの風味があるため避けたいと思い、こちらのビールを選択しました。
公式ページには「ホップの香りを抑えて新緑の香りを付与した」とあるのですが、特に草っぽい香りは感じ取れませんでした。私はむしろ柑橘系の香りを感じます。
クリームチーズの酸味をさらに引き出し、すっきりとさせる味わいでした。
パレード後の食事会に楽しいと思います。
ドラフトギネス
2本目はドラフトギネスです。
セント・パトリックス・デーの食卓写真には必ずと言っていいほどギネスがあります。
そしてギネスの香ばしい香りとクリーミーさはお菓子にぴったりです。
今回はスプレチーズケーキを軽ーい食感にしたため、どっしりとしたギネスはお互いを補完する組み合わせになったと思います。
また、ベイリーズのほのかなカカオ感がギネスの濃厚な甘さに寄り添っているようでした。
楽しい一日の振り返りのお供にどうぞ!
いかがでしたでしょうか?それではみなさま、よきビールライフをお過ごしください!
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。