第1回満月会レポート――ブルームーンを飲みながら
ビアジャーナリストアカデミー1期生の富江弘幸です。2013年4月26日、満月の夜に麻布十番のクラフトハンズで開催された第1回満月会に参加してきました。
この日の第1回満月会は、全米No.1クラフトビールと言われる「ブルームーン(Blue Moon)」のお披露目会。「ブルームーン」は、キース・ヴィラ氏が1995年に醸造を開始したベルジャンスタイルホワイトエールです。その醸造所はコロラド州デンバーにあるコロラド・ロッキーズの本拠地クアーズフィールドの地下にあります。
キース氏はベルギーで醸造を学び、ベルギー産小麦を使った伝統的な醸造技術をアメリカへ持ち帰りました。そして、新たな味わいを求めて造り出したのが「ブルームーン」。最高級バレンシアオレンジのピールを使うことで微かな甘味を、小麦とオーツ麦を使うことでなめらかでクリーミーな後味を引き出すことに成功しました。さらに彼は、オレンジ・ガーニッシュを添えて提供することを考案。バレンシアオレンジの柑橘感をより楽しめるようになっています。
そんな「ブルームーン」での乾杯の後は、「唐辛子とネギの卵焼き」「オレンジのモロカンサラダ」「タコのガリシア風」など「ブルームーン」からインスピレーションを得た料理が提供されました。「ブルームーンにはコリアンダーが使われているので、エスニックと合う。鴨のオレンジソースのようにオレンジを使った料理はもちろん、オレンジに合う食材とも相性がいいね。シーフードと合わせるのもいい」とは、15年ほど前にコロラドで「ブルームーン」を飲んだという日本ビアジャーナリスト協会の藤原ヒロユキ会長。
「ブルームーン」を取り扱うモルソン・クアーズ・ジャパン株式会社のマーケティング本部マーケティングディレクター阿部一貴さんは、「料理とのマッチングもできますし、日本人にも受け入れられる味だと思います。アメリカではブルームーンが白ワインの代わりに飲まれることもあり、新しい楽しみ方を提案できるビールです」と、その魅力を語ってくれました。
この第1回満月会のために用意された「ブルームーン」は樽で60リットル。会の終盤にはすべてなくなっているほどの人気でした。2013年6月20日には、首都圏(1都3県)限定で「ブルームーン」の355mlボトルが発売されますが、発売日以降「ブルームーン」がどう受け入れられるかは、この日の消費量からも想像できると思います。これからの季節にもぴったりな「ブルームーン」を味わえた楽しい会でした。
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