[コラム]2024.7.17

2024年春のベルギー旅行の思い出を語る・前編【JBJAChannel】

ビールに愛された皆さまへ!

今日公開のJBJAChannelは、2024年の春、ベルギービールを愛する仲間たちと共に、本場ベルギーを旅した、MCのJaneさんの思い出を語る動画です。

空港での最初の乾杯

さて、一行はベルギーに降り立つと、まずは空港の入国カウンターのそばにあるバーに直行。長旅の疲れを癒すため、そして本場のベルギービールの味をいち早く楽しむためです。バーには様々な銘柄のビールが並んでおり、大好きなKarmeliet(カルメリート)を堪能します。樽でつながる本場の味は、日本で飲むのとは別格のおいしさで感動したそうです。

フランス国境近くのビール問屋「Vanuxeem」訪問

旅のはじめに向かったのは、フランスとの国境近くの街にある、大きなビール問屋「Vanuxeem」です。ベルギービールが充実しているので、たくさんのベルギービールファンが、国内外から購入のために訪れます。

とにかく圧倒的な品ぞろえで、初めて見る銘柄や珍しいビールを数多く発見できます。店内には無数のビールボトルが並び、普段は手に入らないようなレアなビールを見つけることができ、まさに至福のひととき。歩いて、その空気を吸うだけでも幸せになれるベルギービール好きにとっては楽園のような場所です。

CHIMAYの陶器のビアマグ。かわいすぎます。

あまり多く買いすぎると、帰国前に税関での面談(業者が個人のフリして輸入しようとしていないか?と言われ、そうではないことを説明しないといけません)が待っているので、そんなところで時間を取られないように、に持ち帰れる量を考えながら購入する必要があります。

ビールの購入が済み、持ち帰り用に商品を入れるために「ご自由にお使いください」という段ボールや商品ケースが積んである場所に、Westmalleウエストマールの3リットルの大瓶の専用箱が?!こんな商品があったなら、買って帰りたかった・・・という残念な気持ちが生まれたそうです。(常時ある商品ではなく、その日は陳列されていなかったようです)

ゴミ置き場ではありません。自由に使える箱の山の中に・・・

え?ウエストマールって3リットルの大瓶もあるのですか?

https://www.vanuxeem.com/fr

コルトレイクでの宿泊とヴェルハーゲ醸造所見学

その後、一行はコルトレイクで宿泊しました。翌朝、東へ約10kmのヴィヒテという街にある、ベルギービールの名門中の名門、あのドゥシャス・デ・ブルゴーニュで名高いヴェルハーゲ醸造所を訪問します。見学ツアーでは、巨大なワイン樽で熟成されるビールの様子を見学し、歴史が感じられる醸造所内の雰囲気を堪能しました。特に、2017年の熟成されたドゥシャス・デ・ブルゴーニュを試飲し、日本では味わえない特別なビールを現地で楽しめるという、格別で贅沢な時間に身を浸したのでした。

新進気鋭のランビックのブレンダー「Publitesting」でのテイスティング

次に訪れたのは、新進気鋭のランビックのブレンダー、ヘルト・デミュンクさんの「Publitesting」です。

ヘルトさんが言うには、ボトルビールに最も優しいのは、青い色の光。青い洞窟のような不思議な雰囲気の中で、素晴らしいランビックをの数々をテイスティングして楽しみました。

Publitestingでは、様々なブレンドのビールを試飲ができます。熟成させている最中の樽には松ぼっくりを漬け込んだものもあるそうで、彼の斬新な創造性と、これからの可能性を感じさせます。

https://www.publitasting.be/

ヘントでの伝統的なベルギー料理で美食体験

Gent(ヘント)は美しい中世の街並みと豊かな文化で知られています。そこでは、ベルギービールによく合う伝統料理を味わえるレストラン ‘t Voskenを訪れました。

有名なワーテルゾーイ(シチューのようなお料理)を堪能し、一番おいしい旬を迎えていたホワイトアスパラガスも絶品で、その美味しさには心が震えるほど!と、普段はビールと一緒に食事をとらないジェーンさんが大絶賛するほどの逸品。春にベルギーに行く機会があったら、是非味わってみたいものですね。

100年近く前にホテルとして開業した’t Voskenは伝統あるベルギー料理を提供し、Gentの街の風景としてしっかりと根付いているレストランです。ビール専門店じゃないのに、タップの数は9。とても充実しています。おいしい料理とのペアリングも色々試すことができますね。

https://www.tvosken.be/en/

動画で楽しくご紹介しています

この動画では、ベルギー旅行の前半についておしゃべりしています。

ベルギービールの豊かな文化と美味しい料理、そして訪れた街々の魅力を存分に味わい、仲間たちとの楽しいひとときとともに、ベルギーの人々の温かいおもてなしにも触れることができたそうです。

ベルギーでの体験は、ベルギービール好きにはたまらないものです。続きの後編での動画では、ベルギー旅行の後半をお届けします。初めて見る太西洋!というところから始まりますよ。

私たちJBJAChannelでは、皆さまに素敵なビール情報をお届けすべく、皆さまからのチャンネル登録をお待ちしています。ぜひ、コメントや「いいね!」の高評価もお願い致します。

いつもありがとうございます。

 

※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

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この記事を書いたひと

MJ

ビアジャーナリスト/Youtube JBJA Channelプロデューサー

ビールと昆虫とリコーダーと天然石が大好きです。JBJAではイベントサポートやBJAチューターも楽しんで取り組んでおります。人に寄り添う記事作成を心がけ、JBJA公式動画サイトJBJAchannelではMCを担当しております。
JBJA公式動画サイト:YouTube JBJAチャンネル

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