ブルームーン日本上陸 ②クリエイティビティ(創造性)から生まれる自由な楽しみ方
※前回はブルームーンの3つの魔法について紹介しましたが、今回は創業者であり、ヘッドブリュワーのキース・ヴィラ氏のビール造りの哲学と、ブルームーンとフードのペアリング例についてご紹介します。
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キース・ヴィラのビール造りにおける創業当時からの哲学とは、
「クリエイティビティ(創造性)、情熱を持って、自然に近い形のビールを造る」事。
その哲学で、濾過をしていない自然の美しいビールを造る事に成功したと言う。
バレンシアオレンジの皮を使った彼独自のビールを生み出したのも、オレンジガーニッシュを添える事も、クリエイティビティから生まれたものだ。
キースから何度も発せられたクリエイティビティという言葉が物語るように、
オレンジガーニッシュをどう楽しむかも飲む人の自由だ。そのまま添えても、果汁をしぼって入れても、切り方だって輪切りでもツイストしても。それをどう楽しむかは、飲む人のクリエイティビティにゆだねられる。
クラフトビールは、アメリカで大変人気があるが、消費者はクラフトビールを食事と一緒に楽しむ、
ビールを使って料理をする等、ビールを使った新しい体験を求めているという。ブルームーンは常にビールをもちいた新しい体験の先導者でいたいとキースは熱く語る。
実際に記者発表、ローンチパーティーでもブルームーンに合わせた料理が提供された。
その中から2品を紹介。
オレンジバスケットのセビーチェ
(セビーチェとは、中南米料理の1つ。魚介類や野菜をライムなどの果汁と香辛料であえて、漬け込んだもの。)セビーチェの香辛料とほのかなオレンジの風味が、ブルームーンの素材と出会いより豊かな味わいに。
クラシックチョコレートケーキとオレンジ
チョコレートのセミスイートな甘さとオレンジの香りが、ブルームーンのオレンジピールとの風味を高め合う。
明日(7/21)、湘南の一色海岸で第二回満月会が行われる。そこで、ブルームーンとオレンジバスケットのセビーチェ等のペアリングが楽しめる。
イベント情報と第一回満月会の様子は下記Facebookページにて。
https://www.facebook.com/mangetsukai
最後に、「クリエイティビティ」がキーワードとなったこんな話をキースから聞いた。
「工科大学に通う娘のファッションショーを見て、そこからアイデアがわいて新しいビールを造った事もある。」アートフルなビールは、キースの日常生活の中でのクリエイティビティから生み出される事もあるのだ。
クリエイティビティと情熱から出来たビールを、ぜひ飲む人も同じように、自由な発想で楽しみながら体験してほしい。それがキース・ヴィラの願いだ。
【 BJA2期生 福岡桃子 】
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。