クラフトビアミーティング入門編vol.09:スペシャル版〜ハーヴェスト・ムーン〜 開催レポート
10/22(火)に開催された『クラフトビアミーティング入門編vol.09:スペシャル版工場見学にいこう〜ハーヴェスト・ムーン〜!』。
今回はいつも参加の皆様からもご希望の多かったブルワリー見学として、両国のポパイを飛び出し、舞浜イクスピアリ内にあるハーヴェスト・ムーン ブルワリーでの初開催となりました。平日夜の開催にもかかわらず、誰一人遅れることもなく19:30ぴったりに工場見学からスタート。醸造責任者の園田智子さん直々に醸造作業の説明をいただきました。
ビールの仕込はまず写真右側の銅色のタンクから。ハーヴェスト・ムーン ブルワリーでは、定番として「ピルスナー」「ベルジャンスタイルウィート」「ペールエール」「ブラウンエール」「シュバルツ」、その他にシーズンビールを造っていますが、一番多い醸造はピルスナーとのこと。仕込作業が済んだビールは、左のシルバーの貯蔵タンクに移してじっくりとビールを発酵し、ビールのスタイルにあった期間熟成させ、完成となります。
ご存知のように出来たてのビールの美味しさは格別です!それがなんとここハーヴェスト・ムーン ブルワリーでは、併設レストラン『ロティズ・ハウス』へタンクから直接床下の冷却配管を通ってサーバーにつながり、そしてグラスにサーブされているという“究極の出来たてビール”が味わえるというお話に、参加の皆様から大きなため息が…。
数多くの受賞歴のある美味しいビールたちは、現在4名の精鋭メンバーが醸造から瓶詰め、発送、原材料の発注やさまざまな申請などの事務作業もこなしつつ、絶妙なローテーションでバリエーション豊かに造られているとのこと。いつも美味しく飲んでいるビールたちは実にさまざまな手塩をかけられて生まれている…普段なかなか知ることの出来ないお話を伺うことができました。
次にパーティルームに移動。いつもたっぷりビールが飲めると好評のクラフトビアミーティングですが、今回はなんと飲み放題!通常、お店での飲み放題は定番5種のみとのことですが、今回は、今のシーズンビールである、ホップの苦味が利いた「インディア ペールエール」と酸味がたまらない「舞浜スタイル ウィート・レモネール」もご好意で特別に飲み放題に。それぞれ好きなビールをグラスに注ぎ、園田さん、そして講師の野田幾子さんと、まずはカンバーイ!!
さあここからは、美味しいビールと料理をいただきながら園田さんに質問し放題?です。
定番のシュバルツはどんな経緯で今の味になったのか、醸造へのこだわり、または、こんなビールを造ってほしい!…などなど、和気あいあい、ざっくばらんに園田さんや野田さんとビール談義に盛り上がり、楽しい時間はあっというまに過ぎてしまいました…
今回、工場見学は初めてという方や、普段は日本酒を楽しんでいらっしゃるけれど実はビールも好きなんです…、といったビアマニア初心者?のみなさまも多数参加の今回。みなさん、とてもすてきな笑顔で、はいパチリ!お腹も知識も大満足のとっても楽しい講座でした!
次回のクラフトビアミーティングは、麦酒倶楽部ポパイで12月7日開催予定です。
[クラフトビアミーティングvol.9の銘柄リスト]
ハーヴェスト・ムーン
- ピルスナー
- ベルジャンスタイルウィート
- ペールエール
- ブラウンエール
- シュバルツ
- インディア ペールエール(シーズンビール)
- 舞浜スタイル ウィート・レモネール(シーズンビール)
イベント開催の詳細は、こちらをご覧ください →https://www.jbja.jp/archives/6822
ビアジャーナリスト二期生 宮原佐研子
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。