復興支援 Hop for Japan
藤原さんのコラムに書いてある通り、
復活日本 再発酵!
いつもアメリカビール担当なんですが今週はお休み。
コラムを書いてる以外に自分は飲み屋も経営しています。
飲み屋を営業してる仲間も大勢います。そしてみんながあの震災の後
思った事は、『何が出来るか?』ではないか?
実は『出来る事』って以外と少ない。でも何かやりたい。
お店を持ってる立場上、現地にすぐ行く、ということも出来ない。
なので、出来る事といえば一生懸命営業して、日々の日銭を稼ぎ、
その中から出来る事を、それぞれの店でやる。しかない。
それが、寄付を集めたり、物を集めたり、直接行く、だったりする。
みんなやり方はそれぞれだがゴールと思いは一緒だろう。
そしてここで少しいわせて頂くと、けっして飲食店もこういう時には
いい事は無い。非常時に真っ先にカットされるのが外食、旅行等だからだ。
被災者には比べるべくも無いが、毎月の支払いは無事だった地域にもやってくる。
人が本当に夜の街から消えた。いずれは戻ってくるだろうから大丈夫。
俺の知ってるお店達は翌日からも営業してた。それしか出来ないから。
その次の日から、大手のお店達が休み始める。それでも小さい店達は
日頃から来てくれるお客様が一人でも来るなら、営業を続ける。
それしか出来ないから。
そして営業しながら小さくてもこつこつ義援金を集め始める。
一軒ではたかが知れてるお金だが、たくさんのバーが集まれば多少は。
少しでも役に立てれば。
ウチのお店では、わらしべ的募金をしている。
樽ビールの値段をメーカーさんが寄付するとする。一万円は一万円のまま
現地に行く。そこにメーカーさんとお店が手を組めば、その樽1万円が
お客さんの助けで3万円になる。それを現地に送る。
でもこれだとメーカーさんの負担ばっかりになるので最初の樽はお店から
提供した。寄付も募金も無理無く、長く続けないといけない大惨事だから、
みんなで小さくても長く続けて行きたい。
元気なら働こう、働いたら息抜きしよう、お金があるなら送ろう、
体力があるなら現地に行こう、それぞれが出来る方法で支援すればいいと思う。
関東から元気を!飲み屋から元気を!日本に元気を!
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。