住所までアメリカンホップなラッキーバケットIPA―ビアレポート(49)
最近はアメリカ系がマイブームの私です。
好みのスタイルというのは特にないのですが、マイブームは数週間で変わったりします。この前はヴァイツェンだったけど今はアメリカンIPA、でもそろそろピルスナーが…といったように。明確な境目はないのですが、どうやら今はアメリカ系のペールエールやIPAがマイブームのようです。
さて、今回はラッキーバケットの「IPA」。
ラッキーバケットはアメリカ・ネブラスカ州のラ・ビスタという街にある醸造所で、2008年から醸造を開始しています。ラインナップはこの「IPA」と「Lager」「Certified Evil」の3種類。
ラッキーバケットのウェブサイトによると、「IPA」はウェストコーストスタイルのIPAということですが、アマリロ、センテニアル、カスケードの3種類のホップを大量に使用しています。しかも生のホップ。さらにドライホッピングしているので、ホップのアロマが際立つのですが、この「IPA」のよさはバランス。ウェブサイトにも書いてありますが、モルトとホップのフレーバー、苦味などがバランスよくまとまっているのです。
ちなみに、このラッキーバケットは、ラ・ビスタという街のセンテニアルロード(Centennial Road)というところにあるようです。狙ってここに醸造所を造ったのかはわかりませんが、まさにアメリカンホップを使う醸造所のための住所。営業の際にも「弊社はセンテニアルロードというところにありましてね」なんて言ってるのかなと想像してみたりして。
【BEER DATA】
ラッキーバケット IPA
生産地:アメリカ
醸造所:ラッキーバケット
スタイル:アメリカンIPA
アルコール度数:6.3%
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。