横浜ベイブルーイング、アジア初の金メダル!
チェコのターボルで開催されている世界的なビールの審査会
「Gold Brewer’s Seal 2014」で、2月12日横浜ベイブルーイングの「ベイピルスナーK」がゴールドメダルを獲得した。
今回メダルを獲得したのは初期糖度13%以上の部門(Microbrewery Special Light Beer)。
第24回目を迎える同大会で、アジアの醸造所が入賞するのはこれが初の快挙だ。
審査は多くのビールコンペティションとは異なり、ビール職人とビール関係者ら、その道のプロら審査員を務める。
審査員同士のディスカッションはなく、審査員がテイスティングで付ける点数のみで審査される。
日本からは横浜ベイブルーイング醸造責任者の鈴木真也氏と、ヨーロッパの輸入ビールを扱う通販会社Imbiss代表の埋橋祐二氏が審査員として参加した。
「ベイピルスナーK」を造る横浜ベイブルーイングは横浜関内駅から徒歩5分の場所にある小規模醸造所。
併設されたパブで出来立てのビールが味わえると浜っ子には人気が高い。
月に5種類、毎回レシピを変えて新しいビールを造っており常に新しいことにチャレンジし続けている醸造所としてビールファンからは知られている。
折しも、2月13日は醸造責任者の鈴木真也氏の誕生日。
最高の誕生日プレゼントになった。
ロシアで開催されている冬季五輪では日本人選手が数々の種目でメダルを獲得し五輪フィーバーも高まっているが、チェコのビール審査会で日本の小規模醸造所が金メダルを取ったことで日本のビアシーンもますます熱くなることは間違いなさそうだ。
(写真提供:埋橋祐二)
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