スタバでビールを
コーヒーチェーン店の大手、スターバックスコーヒーでアルコールが飲める店舗が誕生した。
Inspired by STARBUCKS
新しいコンセプト“Your Neighborhood and Coffee”(あなたのご近所さんとコーヒー)を打ち出している。
既存のスターバックスとの差別化を図るため、看板はもとより、カップやナプキンに至るまでナチュラルテイストに統一されており、人魚の緑色のロゴは見当たらない。
日本では、玉川3丁目店を皮切りに2014年8月現在、代沢5丁目店、池尻2丁目店の3店舗で、12時からお酒を飲むことができる。
これまでスターバックスが積極的に出店してこなかった住宅地で、住民の日常生活や近隣環境に溶け込んだくつろぎのカフェ空間を造りだしている。
ゆったりとした店内はベビーカーを押す客や、ペットを連れた客の姿も。
まさにご近所散歩の途中に寄れるコーヒー店だ。
地元を意識してか、ヨガ教室やバリスタ講座、ビール講座まで開かれているのは驚きだ。
ビールはベックスのピルスナー、レッドフックのESB。
ワインは4種類を置く。
つまみにはオリーブ、ナッツ、ドライフルーツ、プレッツェル。
ホットサンドやスコーン、パイなどの軽食もあり、のんびりとくつろげる。
勿論、一杯一杯丁寧に入れられたコーヒーの美味さは言うまでもない。
(ペットを連れて入れるスペースも)
米国のスターバックスでは、すでに午後4時からビールやワインを飲める店舗が本格的に展開されている。
2010年にシアトルの店舗で酒類の販売を開始。2014年末までに40店舗に増やし、今後数年以内に数千店舗規模に増やす計画だ。
「早く我が街にもできないかしら」
きっと多くのビアラバーは思ったに違いない。
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。